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退屈は嫌いか?

ぼっち学生が永遠にぼっちになるメカニズムを解説

4月といえば出会いと別れに季節。大学や高校、中学校に入学や進学する季節です。

そんな春になったので、学生向けに「なぜぼっちになってしまうのか」という根本的なメカニズムを今回は紹介します。

これを知っておけば、ぼっちな人もそうでない人も、今の状況を変えたり、今後の新しい環境になったときにどうすれば、自分の望む環境にできるかがわかります。

 

ちなみに”ぼっち”ではなくソロという言葉がありますが、ひとりでいることが好きだったり、不満がない人のことをソロと私は呼んでいます。この記事は、ソロではない不満を抱えたぼっちのために書く記事です。

 

 

 

 

 

ぼっちはなるべくしてなっている

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突然の一刀両断

 

恋愛においても同じことが言えますが、世の中は非情で、「ぼっちな人はどんどんぼっち」そして「充実している人はどんどん充実」していく世界です。

ひとりぼっちになりがちな人の共通点をまとめておきます

  • 自分から話しかけない
  • 勇気を出して失敗したら二度と同じことをしない
  • 自分から相手の興味御構い無しに喋る
  • リアクションや話が不快になるor面白くない
  • 上辺だけの会話をしがち
  • 偏見が激しく自分の行動を正当化
  • 人にお金を使わずに自分にお金を使いがち
  • 最初から癖が強い(趣味や服装、髪型などなど)

中学や高校なら部活やクラスメイト、大学ならサークルや部活に所属していてほぼ強制的に仲良くなれる環境にいるのに、ぼっちになる人は上記に挙げた特徴が必ず3つはあるはずです。

 

それ以前に確固たる事実として、人と接する機会が多ければ多いほど、たくさんの情報が入ってきますし、話を聞くのも話すのも上手になります。

一方で、人と話す機会が少ない人ほど、情報は自分でかき集めなければなりませんし、興味のあるのものしか手に入りません。せっかく人と話す機会があっても、リアクションや話す内容がズレていたり、場合によっては相手に不快な思いをさせるかもしれません。

 

もっと端的に言いましょう、、、人が集まってくる人間は面白いし、一緒にいたいと思えます。

その逆に、誰にも誘ってもらえない人や、人間関係がうまくいかない人は、一緒にいると不愉快にさせたり、一緒にいたいとは思ってもらえない人かもしれません。

 

別に、多くの人に気に入ってもらう必要はない、と思っているかもしれません。勿論そうです、ですが自分にどストライクな人間を探すためにも、最初は多くの人に気に入ってもらえる人間になっておくほうが良いと思ってください。

 

自分が一人でいるのは、決して周りの人間や運やタイミングではありません。

あなたの人間性そのものが招いているのです。

 

 ちょっときつい言葉かもしれませんが、言い訳してほしくないのです。あなたはとても魅力的な人間です。ですが、アプローチが下手なのです。相手への伝え方が下手なために、間違った印象を与えてしまっている。というのが本質です。

 

 

 

 

 

人間関係は時間勝負?

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4月の今ならまだ間に合う

我々は普段、先入観に囲まれて生活しています。もし今日友人に、年末大ウケする一発芸を披露したところで笑ってくれないかもしれません。お互いを知っていくうちに、自分の特性(キャラクター)は周りによって決定されがちです。

特に日本人は個を大切にします。あなたが、ぼっちであればあるほど「常にひとりでいる人間」というキャラクターが生まれています。周囲に勝手に特性が決定される前に、周囲の輪が固くなる前に、人と一緒に過ごし続けるのは、良い手段の一つです。

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もし新しい環境に放り込まれたとき、多くの周囲の人間もあなたと同じような考えをしていると思ってください。例えば、「不安だな」「早く友達作ろ」「馴染まなきゃ…」と。

要は、人間関係を作るのは最初がかなり肝心ということです。月日を追うごとに、段々と仲が良くなっていくのは難しくなっていきます。

ただし、自分という人間が知覚されていなければ良いので、編入学や途中から部活に入った人間は、少し難易度は上がりますが最初の印象さえ操作できれば、何ら問題はないのです。

 

人が個から、二人、そして輪になると、今度は輪同士で繋がって広がります。特に男子は輪から輪へと簡単に広がりやすいです。ナンパ慣れしている人は、1人で行くよりも2人か3人で集団をナンパした方が成功率が高いと聞きます。個と個よりも輪と輪のほうが繋がりやすい性質も含めて、時間勝負の最初さえ抜け出せれば、良い場合ただ立っているだけで人間関係が広がります。

 

もう一年経っちゃってる、とか取り返しのつかない人も、バイト先やクラブチーム、学外の活動まで手を伸ばせば問題ない。しかしここでも肝心なのは、ぼっちはコミュ力が低下しているということ。いつも通り接するのは危険かもしれない。

 

 

 

 

 

逆に人が自然に集まる人はとっても面白い!!

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面白いというよりは居心地が良いというべきか

正直、人気者になるのは努力でどうにもならない部分もありますが、参考までに人が自然に集まる人の特徴を知っておきましょう。これを知っておいて、集団を見ていると非常に面白いかもしれません。

 

人が集まってくる人は、まず言葉選びが斬新で面白いです。例えば、いじる側でもいじられる側でも、誰も思いつかないようなことをドンドン言っていきます。

多少乱暴ではありますが、静かな環境でも臆することなく発言します。

そして非常にポジティブであります。悪口を常に言い続けている人や笑わない人に周囲の人はあまり良い印象を持ちません。一緒にいて嫌なことが忘れられたり、笑いが生まれるような人に周囲の人は関心があるのです。

 

ですが、シンプルに上記の要素があるだけで人が集まってくるとは限らないのが人間の面白いところ。あくまで傾向が強いだけで、その人が所属する集団や、その人の顔や服装、声や口癖などによっても副次的に作用していきます。

やはり、ここでも大事なのは自分という存在を決定するのはほかでもない他者ということ。他人に嫌われないように生きている人がすべき最善の手段は知られないことです。知らない相手を嫌いにはなりませんし、「無関心」というグループに所属できます。

 

 

 

 

 

出会いの基礎は「共通点」

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人は知り合った人としか友達になれません

同じクラス、同じ学校、同じ職場、同じ趣味、共通の敵、共通の課題…

人はそういった相手との共通点で結ばれることが多いです。自分と全く違うタイプの人間を好む人が稀にいますが、大概多くの人は共通点によって親近感を持ちやすいのです。

 

新学期に入ってくる後輩やもともといる先輩は自分がその集団(部活やサークル)に所属しなければ関わることはなかった可能性のほうが高いです。そういった「今後も長い付き合いになる可能性がある人」に付き合う時間の優先順位をつけるものなのです。

大学ごとのOB訪問だって、同じ大学という共通点だけで成り立つシステムです。確かに高いGPAや独自のコネクションでたどり着いたのかもしれませんが、同じ大学という親近感や同い年という親近感を感じやすいのも、相手をよく知らないのにもかかわらず不思議なものだと思いませんか?

 

輪が固くなるのは時間の問題ですが、共通点さえあれば人は心を開きやすいものです。しかもその共通点を持つ母集団が狭ければ狭いほど良いのです。

例えば、同じ学校よりも同じクラス、同じ日本という国よりも同じ地域、同じような地位や同じような境遇などなど、狭いほうが響きやすいのです。

 

どうか探してみて下さい。あきらめないでください。あなたが人とのつながりを求め続ける限り、あなたを探している人は必ずいます。