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退屈は嫌いか?

BF次回作のBFBC3は冷戦で確定か…? BFVの不透明なロードマップとFPS全体の衰退

先日BFVの今年の秋までのロードマップが公開され、日本軍とアメリカの太平洋戦線を描いたり、新マップが続々と公開され、やる気がまだあると言う意思を既存のプレイヤーに見せました。(というか言える情報を全部言い切った感じ)

内容も非常に好評で、ファイヤーストームとコンバインドアームズを出していた時期はなんだったんだ。と改めて感じさせました。ちなみにもう手遅れです。

 

キャリアランクを50から500に底上げしたり、八月には念願のカスタムサーバー(なんだか今までと一部仕様が違いそう?)も導入され、今年度中にBF最新作が出ることはまずないことがわかりました。(BFは通常2年おき)

それ即ち、今年の秋冬はEAからはシューターゲームが出ないということです。COD:MWのリブートも決定し、今年の年末はCOD一強になりそうな気配…強いて対抗馬としてありそうなのは、ゴーストリコンくらいか…?

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ここに来て現代戦は好む人が多そうだ

ちなみに私はInfinity WardのCODが今ひとつはまれないので購入は見送ろうと思う。しかし、キャンペーンも導入されオールドスタイルのFPSが現代的に再現されるようで、注目はしている。

 

 

 

 

BFBC3は冷戦という噂多し、信ぴょう性高し

BFVが第二次世界大戦になることも、ちなみに発表の半年以上前から言われていた。ちなみに、この時すでに次回作はBF5ではなく、BFBC3と言われていた。

実に2年以上前から噂は続いている。結果的にBFVが先に発売されることとなったが、プロジェクト自体はBF1の頃から動いているようで間違いない。

 

2017年時点でのリーク情報

fpsjp.net

 

 

最新のリーク情報では、より詳細になってきている。火のないところに煙はたたないように、次世代機(PS5/スカーレット)に向けて開発は進んでいるようだ。

fpsjp.net

 

あくまで噂にすぎないリーク情報まとめ

  • キャンペーンではオリジナルの「バッドカンパニー」舞台が復活
  • 各ミッションでベトナムのフラッシュバックがフィーチャーされ、過去と現在を行き来する
  • 『BFBC2』のストーリーが継続される(アラスカへのロシアの侵攻)
  • キャンペーンにはベトナムと冷戦のマップが登場する
  • 破壊表現は『BFBC2』とよく似たものになる。『BF1』の破壊表現エンジンをオーバーホールして『BFBC2』と同等の破壊を可能にしている
  • ベヒーモス(巨大兵器)やレボリューションは存在しないが、あらゆるものが破壊可能
  • ガンプレイでは発射後の銃弾の落差に大きなフォーカスが置かれている
  • プローン(伏せ)の仕組みが存在する
  • ガンプレイはスキル重視になり、『BFBC2』に似ているのに加え、『BF4』のガンプレイにも強い類似性がある
  • ビークルには航空機やジェット機は存在しない
  • 空のビークルはヘリコプターのみ
  • 輸送系のビークルがメイン
  • 戦車は登場するが大きく重視はされていない
  • 『BF1』や『BFBC2』に比べて多くのカスタマイズ要素が存在し、恐らく『BF4』と同等かそれより少し多くの選択肢を与えてくれる可能性がある
  • カスタマイズシステムでは兵士のカスタマイズに重点が置かれている
  • マップはRushに重点を置いている
  • 『BFBC2』のように近接戦闘をメインとしたマップデザイン
  • ベトナム戦争と冷戦の設定を用いたマップが登場
  • ローンチ時点で基本となるマップは10種類
  • ゴア表現はマイルドで、『BF4』に似ている
  • バトルパックは外観のみになる
  • プレミアムパスの登場は明らかにされていない

 

一応気になったところを太字にしてみたが、非常に歩兵戦を重視した、まさにバッドカンパニーシリーズを名乗れる作品になりそうだ。(ちなみにバッドカンパニーはCS機向けに作られた経緯がある)

 

 

 

 

 

バッドカンパニー続編と言うならば 

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一年以上前から冷戦時代と言われている

 やはり目玉は「ラッシュ」だろう

24人で遊ぶこのモードは、BF3以降もちょくちょく姿を現すが、ご存知の通りマップがラッシュ向きではなかったり、仕様が一部改変されていて楽しくない。ラッシュに特化したゲームデザインをして欲しいし、それに関しては

 

元々64人対戦ができないPS3/XBOX360に合わせて少人数で激しい戦略性が求められるモードとして人気だった。しかし、今はCS機でも64人対戦ができてしまうし、現状は64人が限界の人数のため、別に見劣りしているわけではない。

だからこそ今作は歩兵戦を主体に置いた本格的な競技性の高いシューターを目指して欲しいし、それを皆が望んでいる。色々言われがちなBFHだが、実は歩兵戦を主体に置いており、64人でやるTDMは今でも印象的だ。

 

そして、B級映画味のあるストーリーにも期待だ。BF1からのオムニバスは大戦という広い世界を描く上では見せ方としてアリだが、冷戦下の現代戦においてはオムニバスよりも、B中隊として特殊作戦を行いたいし、BGMをかけながら乗るビーグルも最近はお目にかかれていない。そう言ったある意味リアル<カジュアルなBFを期待したいところだ。

BFH以降は実際の史実に基づいた大戦を描いているのもあってある程度ふざけられない内容というのもある(BF1942とかベトナムの頃は結構ふざけてた気がするけど)

そう言った意識高い系FPSでも良いが、硬派でもジョークの少しあるようなFPSをここで一度回帰して欲しい気持ちは強い。APEXやフォートナイト、R6Sを見ても分かる通り少し明るめの世界観の方が近年はバズっている。

 

戦場は現代戦(およびベトナム戦争以降)がメインとなるのは間違いない。久々にAK47を握る日は近そうだ。

ちなみにCODもそうだが現代戦、現代戦というも、それは忠実にいうと今現在の戦争ではない。主に湾岸戦争周辺がFPSとして描かれがちな現代戦であり、実際の今の戦争を現代戦とするならば無人機が爆撃し、無人兵器が闊歩し、掃討を人間がやるのが定石なのでゲームとして面白くないだろう。

 

 

 

フロストバイト4の登場

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非常に美しいエンジンだがBF4から据え置きのままだ

次世代機に合わせたBFということでエンジンも作り直しを検討しているとか。フロストバイト3では風や気候のシミュレート、波の動きの判定などが挙げられていたが、4では作りやすさというのを主軸に改善を図って欲しい

www.youtube.com

 

  • FB3よりも開発がしやすくバグが少ない(軽量化)
  • 炎の燃え広がるシミュレーターを搭載、熱で金属が歪んだり陽炎の表現も
  • 破壊表現による地形変化をリアルタイムで演算
  • 人体フィジックの強化、関節や骨の動きを計算
  • ガラス、石膏、木材といった材質レベルで詳細までの書き込み
  • 爆発で吹き飛んだ機体の破片の接触判定でダメージが変化
  • 踏まれた草や花が折れたり立ち上がるなど

 

特にBFは破壊表現をこれまで売りにしてきたし、BFVでは同じFB3にも関わらずBF4よりも凄まじく進化していると思う。BFBC3ではその破壊表現が始まったシリーズであるとともに、戦場をさらなるステージへと昇華させて欲しい。

BFBC3ではナパーム弾を用いた航空支援が可能になっている他、火炎瓶が続投される。木々や焼け焦げたり、建物が焦げて真っ黒になったりする描写や、地上への破壊表現もあらかじめ用意されたクレーターがそこに発生するのではなく、実際の爆発の直径や落下した機体の重さに比重して深さや大きさが変化。

場合によってはアスファルトが陥没して坂道になってしまったり、建物が倒壊した屋根の瓦礫で新しい遮蔽物ができるなど、今までは消えていたオブジェクトや単なる見た目の変化であった破壊表現が戦略性に影響を及ぼし始めて欲しい。

 

 

 

BFBC3 内容予想

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開発メンバーの一新を提案します。BFBCの開発メンバーでやってください(涙)

シングルプレイ

冷戦下のアメリカの特殊工作分隊B(バッドカンパニー)部隊が引き続き登場。今作はベトナム戦争、さらには語られることの少ない朝鮮戦争についても少し見せる部分があるが、基本的には架空の戦争が舞台だ。

BF1からのオムニバス制度は廃止。BF4のようにミッションごとにロードするのではなく、全てが一続きにロードされ、ゲーム内でダウンしてしまった場合も一瞬で直前のセーブ地点に戻る。

BFVであった箱庭のようなマップで潜入するのではなく、一続きのある程度用意されたラインをなぞりながら進んでいく。またキャンペーンそのものがCOOPに対応しており、最大4人でのCOOPに対応。

当然のように野良でのランダムマッチも用意されており、見知らぬ人とやったり、フレンドと協力して高難易度のミッションをくぐり抜けたりできる。

 

シングルプレイを通してマルチプレイで使えるスキンや近接武器、そして後に紹介するバトルパックを手に入れることができる上に、約6時間の濃密なプレイを楽しめる。

 

 

 

 

 

マルチプレイ

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久々の現代戦が待っている

今作は架空の現代戦が舞台ではあるが、時代背景としてはベトナム戦争がモデルになっている。マルチプレイでは時代を架空のマップだけではなく、戦史に基づいたマップも登場する。

全体的に動作が改善されており、キビキビと動く。BF5同様にバトルパスを廃止し、タイドオブウォーに代わるR6Sのようなイベントを月ペースで開催する予定。

 

ちなみに今作から箱とPSでのクロスプレイに対応。PCのフレンドがいる場合は全員がPCのサーバーに旅立つことも可能。異機種間でのマルチプレイが楽しめる。もちろん次世代機と旧世代機での縦マルチプレイも可能。

 

ゲームモード

昨今の増えすぎたゲームモードに見直しが入り、発売時のルールは近年で一番少なくなっている。24人ラッシュ、64人コンクエスト、24人TDM、32人フロントラインの4つに絞られており、それぞれマップのオブジェクトが一部並べ替えられるなど最適化を行なっている。

 

主な仕様の変更としては、各地に置かれていた弾薬箱の廃止。医療箱は置かれている。医療キットがなくても全回復するが非常に遅いので、回復促進剤として使う。

今作ではコンクエスト含めて攻撃用のビーグルは、特殊車両扱いになり、常に自軍にあるわけではない。輸送用のヘリやバギーは多めに置かれている。

 

もちろんアップデートによって追加モードも予定されているが、何れにせよ歩兵戦をメインに配信していく。ドミネーションやガンマスターなどの少人数向けのルールがいくつか採択されるだろう。

 

 

 

兵科

BFVであったコンバットロールのシステムは廃止。出来るだけシンプルに5つの兵科に分けられた。4人分隊で5つの兵科で別れているため配分が重要だ。

専門技能システムが復活し、兵科レベルが上がると武器と同時に専門技能も手に入る。

専門技能によって自分の兵の装備の見た目が一部変更になる。

蘇生に関して、ヘッドショットや爆発物や炎上、ロードキルによって死んでいる場合は蘇生できなくなった。BFVのようなダウンするのではなくBF1のキルカメラ仕様に改変

 

各兵科に兵科ランクがあり最大50になっている。ランクが上がると追加武器と追加ガジェット、専門技能が増えていく。ここのやり込み要素は尽きることがなく、もしyear3があるなら上限を解放し兵科ランク100まで作って欲しいくらいだ。

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分隊は4人制を続行

突撃兵(ASSULT)

歩兵戦最強の兵科。ARやSMG、SGなど様々な武器を持ち歩く武器のスペシャリスト。

所持するガジェットとしては、クレイモアやクロスボウグレネードなどの対歩兵への爆発物であったり、自動回復付きの医療キットや有限であるが注射器を持ち歩くことで高速蘇生もお任せだ。

専門技能では、や携行弾薬数を増やす「AMMO」、武器の貫通力を2倍にする「HARDENED」他にも多数。

 

 

 

衛生兵(MEDIC)

持久力なら突撃兵以上かもしれない衛生兵が今作では突撃兵と仕事を分けることになる。ノータイムで蘇生できる除細動器が最大の特徴で、チャージタイムがあれど連続で最大3人が蘇生できる。

SMGや一部ARで遠距離も可能。最大携行弾薬数が全兵科で一番少ないことを除けば非常に協力で前線の要とも言える。ガジェットは除細動器の他に医療キット、遠距離に広範囲に撒けるスモーククロスボウや後方から敵を制圧できる迫撃砲など。

専門技能は、背後からのダメージ軽減「ASSASIN」などの防御に使えるものや、敵を手動でスポットできる「OBSERVER」などの攻撃タイプも持ち合わせている。

 

 

工兵(ENGINEER)

豊富なガジェットで敵を攻撃できる兵科、歩兵戦主体と言いつつも敵のビーグルは輸送用であれば多く登場するし、戦車やジェット機も出てくる。リペアツール含めて、対戦車地雷やスポットを消すジャマーを所持できる唯一の兵科でサブウェポンのRPG7などでヘリコプターなども簡単に打ち落とせる。武器に関しても突撃兵ほどではないがARとSMGを携行できる。

専門技能として全爆発ダメージを減らす「FLAG」や低姿勢でも足が早い「RUNNING」短期決戦においてはかなり強い。

 

 

援護兵(SUPPORT)

二百発もの軽機関銃で敵を掃討するチーム内に必須の味方「援護兵」。今作ではBFVで各地に置かれていた弾薬ボックスがないので、彼からもらうか取らないといけない。

LMGとMMG、さらにはSGも持ち合わせており、ガジェットとして自動で補充される弾薬ボックスや手動の弾薬パック、C4爆弾も復活している。ビーグルから飛び出ることが可能になった今作ではC4をバギーにくっつけて戦車に突っ込む通称「C4特攻」も復活している。

専門技能として建築速度が爆速になる「CARPENTER」や自分の弾薬を自動回復し続ける「DEPOT」など。

 

 

偵察兵(RECON)

SRを持つ唯一の兵科。携行弾薬数が増えた代わりに、今作もBFV同様に高倍率のスコープをつけるとエイム中に光る上に、スポットシステムが強化されているので注意が必要。

空気抵抗を含めたライフルの仕様はBF1ライクになっており、クイックスコープを付ければ近接戦では一撃キルも狙える強力な兵科。ガジェットはおなじみの出撃ビーコンや壁にくっついて敵を自動スポットするセンサーボールなどがある。また手動でのスポットに唯一基本で対応している。発見次第どんどんスポットしていこう。

専門技能は携行弾薬数を増やす「AMMO」隠れ蓑を装備して見えにくくする「GHOST」などがある。

 

 

 

 

中隊・任務システムの廃止

BFVにあった連合国・枢軸国でのキャラクターや装備のカスタマイズ廃止されており、今作ではキャラクタークリエイトによって自分の操作キャラの顔を唯一無二にカスタマイズできるようになっている。

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プリセットも用意されているが目鼻口を細かく弄れる

米軍、北ベトナム軍、ロシア軍など勢力ごとに顔は作り分けされる。女性兵士は登場せず、一部のパーツ(メガネ、髪型、タトゥーなど)は後述のバトルパックに一部登場する。

装備に関しては、先述の通り兵科の専門技能で変わるためBFVのような細かい服装の指定は廃止される。代わりに服装全体の迷彩は種類が増えており、装備のカスタマイズ要素は迷彩という形に変更された。

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統一感がなさすぎるので、自陣がどうかが判別つかなかった改悪

装備に関しては別途カスタムするタブが用意されており、そこで行える他、いくつかのプリセットを用意して名前をつけて保存して切り替えて出撃ができる。

 

BF1から不評だった任務システムはBFBC3で廃止。迷彩やパーツはレベルアップやバトルパックから登場する。ただしタイドオブウォーにあったデイリーオーダー制は続行され、クリアに応じて中隊コインではなくバトルパックが支給される。 

任務はないものの、Apex Legendsのようにプレイに応じて胸にバッジをつけられる。「分隊総合キル数100以上」や「SR10人連続キル」などキルカメラで相手にアピールもできるので非常に盛り上がりそうだ(CODではすでに導入している)

 

キャリアランクに関して、BFVでは先日ランクを500にすると言われたが、今作では発売時点の上限を200とし、上限はアップデートで上がっていく。 

 
 
武器について
  • 発売時点で70種類という過去最も多い武器が登場する(BFVで登場した一部武器も含めて)
  • BF3の頃のキル数に応じてパーツが増えるシステムが復活。
  • 武器の迷彩はパーツごとではなく全体で一つの迷彩になった
  • キル数によってパーツが増えるので武器レベルは廃止
  • 迷彩はバトルパックによってのみ増える
  • 弾倉の数は元に戻った(BF1仕様)
  • サブウェポンの枠がガジェットと同一になった
  • 敵に銃弾が当たれば数秒間スポットできる

 

 BFVであった「できることが多すぎてCS機のボタンが足りていない」問題を解決するべく、今作では実質ガジェット枠が減っている。サブウェポンとしてリペアツールやロケットランチャー、弾薬箱や医療キットに変えられる。その代わりにサブウェポンが結構強い。 

PS機でいうならば、十字キー上は自分の回復促進剤として使われ、三角ボタンの武器切り替えで一つ、十字キー右でもう一つの枠が用意されている。

十字キー左では武器を拾うコマンドとして使われ、蘇生時に武器を拾ってしまうミスを軽減。建築システムが簡略化したことで、十字キー下でよく使うコモローズをショートカットでセットできる(援護兵と衛生兵以外は)

 

ご存知スポットシステムも強化しており、敵に着弾した瞬間にスポットされる他にも、偵察兵と専門技能「OBSEREVER」は手動でスポットができるBF4の仕様。

さらには 伏せ<しゃがみ<立ち の順でスポットの継続秒数が弱まるので、バイポットを展開して伏せている芋は結構危険である。

 

キル数に応じて手に入るパーツは、各武器300killを上限としており、グリップやスコープはもちろんのこと、アンダーバレルにつけるスモークやグレネードなど、多岐にわたる。

ヘッドショットに関してもボーナスがあり、100ヘッドショットにつき一つのウェポンパックが手に入る。

 

 

建築システムの簡略化

BFVで登場した建築システムは確かに破壊表現を売りにしているBFシリーズにとって革新的であったが、速度が遅いのと仕様の煩わしさで最低限(弾薬庫や医療箱の修繕程度)だった。

今作では衛生兵と援護兵のみ「建築キット」を持ち歩いており、破壊された壁や橋を強化して改修できる。そこに張り付いてトンカンするのではなく、フォートナイトのように、建築する場所を決定したらあとは自動で組み上がっていく仕様に改善された。

修繕するだけなく戦車止めや小高い土嚢、さらには爆撃を防ぐシェルターなどが開けている場所では建築できるようになっている。建築物に応じてクールタイムが設定されており、何個も作れるわけではない。

 

 

分隊システム
  • 分隊内で全員が蘇生できるシステムは続行
  • 分隊長は支援要請を行える
  • V1やJB2の代わりにナパーム弾や爆撃支援要請などで地上を焦土に
  • 分隊長が支援要請を行わない場合は自軍航空機が自動で増える
  • スコアボードは分隊ごとに表示される

今作ではk/dを気にしてキャンプする人間を減らすために、チーム内でのキル数は分隊総合数で表示される。もちろん後で自分のK/Dを見ることはできるが全体では表示されない。

クラン制は発売時から導入しており、クランタグは勿論のことクランバッジ(BF1やBF4にあった)も自由に絵を重ね合わせて描くことができる。クランに所属していれば肩や戦車の装甲にクランバッジが刻まれる。

 

 

強化されるビーグル

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センチュリオンの活躍に期待

今作の焦点は歩兵戦ではあるが、 攻撃用ビーグルも勿論登場する。

  • BF1のエリート兵のようにマップ上にランダムで現れる支援要請の通信機を拾うと、自軍に戦車や爆撃機が追加されて敵を攻撃できる。通信機を使った人に搭乗の優先権があるが、他のプレイヤーに任せることも可能。

 

  • コンクエストで大差をつけて負けていると自動で戦車部隊や爆撃部隊が味方に追加され、4台ほどが同時に攻め入ることができる。

 

  • 攻撃機に関しては味方の仕様していない分隊長ポイントの総数に応じてMAX3機まで配備される。支援要請を行わないのも一つの手。

 

  • 基本的に常設されるものではないために、過去作以上に強力な攻撃力と装甲性を兼ね揃えている。工兵と援護兵の活躍に期待。

 

 

 

 

課金要素

DICEはスターウォーズの件で課金に対して慎重になっていたのかBFVでは実装に遅れが出たがBFBC3では基本無料で成功しているAPEXやフォートナイトに倣った課金要素を入れている。

一つにはバトルパックだ。ランクが上がったり、デイリーオーダーなどで手に入れることができるバトルパックからは、武器や服の迷彩、キャラクターカスタマイズのパーツ、トップ分隊時のポーズやバギーでかかる曲、ドッグタグのデザインなどが手に入る。一つのパックにつき3つのアイテムが登場し、すでに持っているモノとはダブらないようになっている。

もう一つはウェポンパックで、こちらは第二次世界大戦に登場した武器(BFVに既出の武器)を入手できるパックだ。発売時に登場する70種類中、約20種類はこちらのパックからランダムで手に入る。今後の追加武器などもウェポンパックに入る。

なお、ウェポンパックを手に入れる方法としてヘッドショット100毎、キャリアランクが10毎に手に入る。

 

このバトルパックを課金で購入することができる他に、パックチケットという指定したアイテムを確実にゲットできる課金システムもある。

こちらはバトルパックから出てくるアイテム全てから好きなものを一つ選んで購入する形になるのが、レアリティが高ければ当然料金は嵩む。

 

今作でもプレミアムパスはないので、全てのプレイヤーが追加マップや追加武器や全てのイベントに参加することができるが、追加マップの先行プレイや追加武器がウェポンパックに行かずに確実に手に入るBFメンバーズに登録することができる(約5000円)

 

 

 

マップ

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繰り返すようだが今作のメインは歩兵戦なので開けた場所は少ない

個性豊かな10種類のマップが登場し、全てのマップでラッシュとTDM、フロントラインが遊べる。コンクエストのみ7種類に制限される。

今作では過去作に登場したマップのBFBC風リマスターいくつか登場する。

BF3からはグランドバザー、BF4からはドラゴンバレーが、BF1のアルゴンヌがジャングルに、BFBC2からはPORT VALDEZが今作風にリマスターされている。

天候や時間が自動で変化するシステム廃止されたが、稀にどこか一つのマップが変化するイベントが行われる。具体的には朝のマップが夜戦マップになったり、雨や雪が降り続けたりする。夜には暗視スコープが活躍するし、雨が降れば火炎瓶やナパームの威力が減衰、雪が降ると遠距離の視認性が悪くなる他、伏せた状態で体の半分が埋もれる。

敵の視認性についてはゲーム全体の色調で改善されており、鮮やかすぎない見た目になっていることから改善が図られている。

 

今作では新システムとして「汚れ」があり、泥や雪を服が被るとそれらをカモフラージュとして使うことができる。BFVでも過去作以上に血や土埃がついていたが今作では敵の目を欺く手段として使える。ただしスポット機能があるので発見され次第、そこにいるのは難しくなる。

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ゴーストリコン 最新作で同様の仕組みが採用されている

 

 

 

 

発売後の動き

デイリーオーダー:毎日遊んでもらう仕組みとして一日一つの任務が続投される。クリア報酬としてはバトルパックが手に入る。

 

エンドウィークイベント:月の最後の7日間に開催するイベント。マップの一部が天候あるいは時間帯が変化し、期間中ログインするだけで限定迷彩や限定スキンが手に入る。期間中にトップ分隊になる度にボーナスとして1.5倍の経験値が得られる。

 

シーズン:三ヶ月に一つのシーズンが進む。一つのシーズンでコンセプトが決められており、一つのシーズンで武器、マップ、モードがいくつか追加される。シーズンランクキャリアランクの他にスコアに応じて進むシーズンランクが用意されており、期間内にクリアしなければ手に入らないものも多い。

 

1year:文字通り一年間を通した単位。4つのシーズンで構成されており、年数ごとに追加要素に変化出ている。また1yearをかけてマップのオブジェクトの位置が全て変わるので、1年前とはまた変わった攻略が必要になる。

YEARはシーズンにも影響を及ぼし、1年目はマップとモード、2年目は武器とスキンに注力されており、シーズン毎に追加されるコンテンツの量もばらける。

人気がある場合はBF4やR6Sのようにその後も追加でDLCは続いていくし、次回作が3年後、4年後と伸びていくかもしれない。

 

 

個人的にBF5のタイドオブウォーのライブ感は非常に上手くやっていると思うし、買ったユーザーをがっかりさせるようなことはしていないが、いかんせん武器解放がめんどくさ過ぎるのと、既に人がいないこともあって新モードで遊んで暫くしたら誰もいなくなっているなんてことがマチマチあるので、BFBCではそれらを改善しで欲しいという思いが強い。

 

 

 

 

基本無料の128人対戦モードも

silhouette.hatenablog.jp

 

128人対戦モードへの願いは、ずっと前の記事から込めているがBFBC3からは基本無料プレイの一部として128人対戦の導入を所望する。

 

タイトルメニューにキャペーン、マルチプレイヤーと並んで表示される「コンクエストウォー」というのが当モードに当たる。

ゲーム購入者と無料版は同じサーバーで戦い、主にコンクエストウォーという一つのルールで一つのマップを舞台にして戦う。

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マップ規模はBFVのFIRESTORMのサイズを凌ぐ

無料版の制約として

  • キャリアランクが50までしかない
  • キャラクタークリエイトはできない(プリセットから選ぶ)
  • 各兵科使える武器がほぼ半減している(残りはウェポンパックに入ってる)
  • 攻撃用ビーグルの操縦席には乗れない

などの制限ある。クランタグのところには傭兵のタグが付いている。

 

しかしそれ以外のガジェットや輸送用ビーグルは製品版購入者と全く同じように遊べる上に、弾薬の補給や医療パックなどのヒントがたくさん表示されるので初心者でも楽しめる仕様となっている。

無料版のバトルパックはキャラクタークリエイトのものを除いた迷彩やスキンが入っており、ウェポンパックもバトルパックも入手条件は製品版と同一である。

また、シーズンやデイリーオーダーも無料で参加できるコンクエストウォーでも使える。ラッシュモードで…などルールに制約がなければ、バトルパック入手のチャンスにもなる。

 

 

コンクエストとの主な違いとしては

  • チケットが3000枚を巡って拠点占領数とキルを争う
  • ビーグルは支援要請不要のオールドスタイル(BFV以前)
  • 分隊は8人編成の小隊に(小隊長が一人)
  • 蘇生受付時間が長い
  • リスポーンは拠点で湧くのではなく、落下傘で降下か分隊から湧く
  • ビーグルがそこら中に置いてある
  • 拠点の数は18個
  • 旧ソ連の都市部を中心とした山岳が舞台
  • リスポーンまでのクールタイムは長い
  • 急なブリザードが来る
  • PS4/XBOXONEでは処理能力不足のため非搭載
  • 一つの拠点の占領時間が長いと、自動で電波塔が組み上がりビーグルの湧きが早まる(電波塔のみの破壊は可能)

 

などなどが挙げられる。心配な点としてはやれることが多すぎて何をしたらいいかわからない新兵が増えそうなことと、PS4とXBOXONEでは遊べないので人が限定的になりそうな点だ。

しかし、次世代機のローンチに合わせている説もあるので、こういった基本プレイ無料の大型ゲームは注目を集めることは間違いない。是非ともDICEには次回作にこういった一部の基本プレイ無料モードを作って欲しいところだ。

BO4のブラックアウトも一時期フリートライアルだったが、どうしてもトライアル期間のみ遊ぶ人が増えてしまうのと、体験できない人が出てしまうのが残念だ。こうした課金システムを最初から導入していればモードの一つとして楽しめるのではなかろうか?

 

 

 

 

何がともあれ今年は出ない

しかし、それでいい。しばらく新作ソフトを毎年出していたのもあるし、クオリティは年々下がる一方だ。

現在BFVのロードマップが公開されて頑張っていると言われたのは、他に注力するものがなくなっているからだ。このまましばらくBFVで耐え忍んで欲しい。BFBC3は恐らくかなりの自信作になるであろう。BF1のDLCが作られている時点でリークされているのだから。