ついに発売された「ジャンプフォース」…だが私は参戦キャラクターに不満だ。
ジャンプ連載50周年を記念して発売される、ジャンプの歴代キャラクターでバトルをする「JUMP FORCE」
毎度、ジャンプは5周年ごとにこう言ったジャンプのキャラゲーを出しており、今作も例に紛れず発売されたようだ。
何かがおかしい現在の参戦キャラクター
キャラクター | タイトル |
孫悟空 | ドラゴンボール |
ベジータ | ドラゴンボール |
トランクス | ドラゴンボール |
フリーザ | ドラゴンボール |
ピッコロ | ドラゴンボール |
セル | ドラゴンボール |
浦飯幽助 | 幽☆遊☆白書 |
戸愚呂弟 | 幽☆遊☆白書 |
ゴン | ハンターxハンター |
キルア | ハンターxハンター |
クラピカ | ハンターxハンター |
ヒソカ | ハンターxハンター |
うずまきナルト | NARUTO |
うずまきボルト | NARUTO |
うちはサスケ | NARUTO |
かかし | NARUTO |
我愛羅 | NARUTO |
カグヤ | NARUTO |
黒崎一護 | BLEACH |
朽木ルキア | BLEACH |
藍染惣右介 | BLEACH |
阿散井恋次 | BREACH |
ルフィ | ワンピース |
ゾロ | ワンピース |
サンジ | ワンピース |
ハンコック | ワンピース |
マーシャル・D・ティーチ | ワンピース |
サボ | ワンピース |
夜神月 | デスノート |
武藤遊戯 | 遊戯王 |
星矢 | 聖闘士星矢 |
紫龍 | 聖闘士星矢 |
ケンシロウ | 北斗の拳 |
冴羽獠 | シティーハンター |
空条承太郎 | ジョジョの奇妙な冒険 |
DIO | ジョジョの奇妙な冒険 |
ダイ | ダイの大冒険 |
緋村剣心 | るろうに剣心 |
志々雄真実 | るろうに剣心 |
アスタ | ブラッククローバー |
緑谷出久 | 僕のヒーローアカデミア |
これを見てまず思うはずだ。偏りすぎということに。ジャンプのゲームキャラが入り乱れるゲームにおいてユーザーが求めているのは「キャラの幅の多さ」である。
それは、キャラクターの数ではないということに気づいて欲しい。ドラゴンボールやNarutoは確かに人気作だが、彼らがメインのゲームではないのだ。
実際に、海外のファンや日本の掲示板でも書かれているが、「いるべきキャラクター」がいないのにも関わらず、「いなくても良いキャラクター」が並んでいることが多い。
1st トレーラーで夜神月を見せたあたりまでは良かったんですけどね…残念です。
前作であるJスターズビクトリーVSと比べるとその差は歴然です。
・モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)
・ボア・ハンコック(ONE PIECE)
・赤犬(あかいぬ)(ONE PIECE)
・ポートガス・D・エース(ONE PIECE)
・孫 悟空(そん ごくう)(ドラゴンボールZ)
・ベジータ(ドラゴンボールZ)
・フリーザ(ドラゴンボールZ)
・トリコ(トリコ)
・ゼブラ(トリコ)
・うずまき ナルト(NARUTO -ナルト- 疾風伝)
・うちは サスケ(NARUTO -ナルト- 疾風伝)
・うちは マダラ(NARUTO -ナルト- 疾風伝)
・黒崎 一護(くろさき いちご)(BLEACH)
・藍染 惣右介(あいぜん そうすけ)(BLEACH)
・緋村 剣心(ひむら けんしん)(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
・志々雄 真実(ししお まこと)(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
・両津 勘吉(りょうつ かんきち)(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
・坂田 銀時(さかた ぎんとき)(銀魂)
・浦飯 幽助(うらめし ゆうすけ)(幽☆遊☆白書)
・戸愚呂(弟)(とぐろ おとうと)(幽☆遊☆白書)
・飛影(ひえい)(幽☆遊☆白書)
・ゴン=フリークス(HUNTER×HUNTER)
・キルア=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)
・山田 太郎(やまだ たろう)(珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-)
・黒神 めだか(くろかみ めだか)(めだかボックス)
・沢田 綱吉(さわだ つなよし)& リボーン(家庭教師ヒットマンREBORN!)
・男鹿 辰巳(おが たつみ)& ベル坊(ベルぼう)(べるぜバブ)
・殺せんせー(ころせんせー)(暗殺教室)
・ジョナサン・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険 Part1)
・ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険 Part2)
・鵺野 鳴介(ぬえの めいすけ)(地獄先生ぬ~べ~)
・星矢(せいや)(聖闘士星矢)
・ケンシロウ(北斗の拳)
・ラオウ(北斗の拳)
・則巻 アラレ(のりまき アラレ)(Dr.スランプ アラレちゃん)
・斉木 楠雄(さいき くすお)(斉木楠雄のΨ難)
・ボボボーボ・ボーボボ(ボボボーボ・ボーボボ)
・ラッキーマン(とっても!ラッキーマン)
・剣 桃太郎(つるぎ ももたろう)(魁!!男塾)
この絶妙な作品の采配が素晴らしかったとも言えます。人気作品も登場人物を最低限にし、ファンの多い作品を積極的に出していく姿勢がこのころはありました。
このお祭り感というかカオスな感覚は、ジャンプの乱闘ゲームにしか出せないのです。大乱闘スマッシュブラザーズ最新作が、全員参戦させた意義を考えて欲しいです。
キャラクターの対戦前の掛け合いも素敵でしたね。(ジャンプフォース も短いですがあります)
dlcで追加されるかもしれない、という声も挙がっていますが、バンナムの課金方式は個人的に気に食わないので、できるなら最初から参戦させて欲しかったですね。
銀魂の坂田銀時やリボーンのツナが未だに参戦していないことに、海外の動画のコメント欄や国内掲示板でも見られます。キャラゲーとして登場作品は多ければ多いほど嬉しいのです。
ドラゴンボールやワンピースは単体での対戦アクションゲームを出せるのですから、どうせなら対戦アクションゲームを単体で出せないキャラクターを出してあげてください。
でも前作より良い点もいっぱいある
どうやらストーリーモードに力を入れているらしい??
しかし、前作でも船に乗って漫画の様々な舞台を渡り歩く「Jアドベンチャーモード」が非常によくできていたので、今作はどちらかと言うと、近年空前のヒットを迎えたドラゴンボールゼノバースのようなキャラクターメイクを交えた「漫画のキャラクターと自分の分身とのコラボレーション」が楽しめる作品になっています。
対戦アクションゲームでありながら、それぞれの作品へのファンへの愛も感じられる素晴らしい出来上がりでした。今作もオンラインはもちろん、ソロプレイでも楽しめるモードや機能が充実すると良いですね。
対戦システムは前作より楽しそうだけど…
アクションゲーム御用達のアンリアルエンジン4によって、海外のタイトルと遜色ないほどの美麗なパーティクルとグラフィックス(それが漫画の世界観に合っているかどうかは置いておいて)
そしてスピーディーなゲーム展開が可能になっています。しかも嬉しいのがしっかりと1on1の対戦になっていると言うこと。前作は実質上の2on2で、乱闘感はあったものの、対戦アクションとしての面白さは正直微妙なところがあったので今作のキャラクターを切り替えながらタイマン勝負するシステムには大賛成です。
しかしながらバンダイナムコ特有の「硬さ」と言うか「判定の曖昧さ」が目立っていると思います。文字で伝えるより、動画を見ていただければわかると思います。
バンナムには鉄拳のチームや任天堂のスマブラの開発協力をしているにも関わらず、どうしてこうキャラゲーモノになった途端に、エフェクトやモーションは良いのですが、戦っている時の爽快感に欠けて、不自然さが際立つのですがなぜでしょうかね。
やはり狙うは海外市場か
あのドラゴンクエストシリーズですら、海外の売り上げがないと採算が取れないとも言われる時代、ジャンプという世界各国で人気のある漫画のキャラクターが集まるゲームだからこそ、海外市場を狙うのは必然かと思います。
考えるに、今作のキャラクター人選はモロに海外の人気を意識した様子(北斗の拳のケンシロウやドラクエのダイは謎ですけど)
やはり、海外市場も視野に入れたとなると出てくる作品は限られてしまうのでしょうかね…
仕上がりによっては対大乱闘スマッシュブラザーズに位置してもおかしくない作品です。DSで出ていたジャンプアルティメットスターズなどはとても面白かったので、私は毎度期待してしまうわけですよ…