Apex Legendが絶対にヒットするしかなかった3つの理由。EAは注力するのも必至か。
オンライン対戦ゲームとして革命を与え、今もなおSteamで1位を取り続けている「PUBG」を発端に、様々なバトロワが出てきました。
時に水中を、時にチェルノブイリの市街地を、と舞台やルールを変えて各社参戦しましたが、過渡期を過ぎた今日この頃、タイタンフォールのチームがやってくれました。
APEXのここが素晴らしい!!
①とんでもない仕事の速さと完成度を見せた
2018年に商標登録が確認され、今年の2月4日に発表、その翌日にはPC/PS4/XBOXOで基本無料プレイで配信を開始しているという驚きのテンポの良さだ。
そして素晴らしいのは、最初から完成度がかなり高い。バトロワにありがちなベータテストはなく、最初から射撃練習場などの機能も充実している。
その発表からリリースの速さと、完成度の高さが身を結び、配信から3日で遊んだプレイヤーは1000万人を超える。これは凄まじい数字で、一部ライターからは「ポストフォートナイト」とも言われている。
基本プレイ無料とアップデートや機能の充実によって、今後はバトロワのスタンダードとして並ぶことも考えられる。簡単なところでいうと追加キャラクターや追加武器、イベントの開催が挙げらるが、今後の人口増加次第では追加マップや追加るーる期待して良いかもしれない。
Respawn Entertainmentは、新作バトルロイヤル『Apex Legends』のロードマップを最新トレイラー「Deep Dive Trailer」にて明かしました。
公開されたロードマップでは本作のイヤー1として2019年を3月、6月、9月、12月の4シーズンに区分。それぞれ新シーズンを迎える度に「バトルパス」、「新レジェンド」、「新しい武器」、「新ルート」4種類の要素が追加されます。
課金要素となる「バトルパス」ですが、公式サイトにて公開されているFAQによれば、通常は各シーズン一部しかアンロックできない100種類のアイテムが、バトルパスの購入によって全て獲得することが可能になるとのこと。FAQでは、この他にもApexコインやクラフトメタルなどのシステムについて説明がなされています。
②良くも悪くも尖っていないが、それでいい
今作は言ってしまうと、『Titanfall』に『Call of Duty: Black Ops 4』のBlackoutと『Overwatch』を足したようなゲーム。
ただ、バトロワの中では珍しい一人称視点のゲームであることと、人数が60人と少なめであることが特徴として挙げられる。
これによってBO4のブラックアウトのようなスピーディーさと、テンポの良さ、そして基本無料による人口増大の窓口の広さを得ることができたのだ。
APEXならではの要素は今の所非常に薄い、強いていうなら死者の蘇生が可能であるくらいで、それこそタイタンに乗って暴れたり、空中戦を繰り広げられたりはしない。だからこそ良いのだ。
変に尖っているよりは、皆はとっつきやすいバトロワを無料で遊びたいのだ。フォートナイトはバトロワの中では異端児であり、人を選ぶゲームでもある。ある程度尖っていないAPEXのゲームデザインは秀逸である。
③タイタンフォールのノウハウが生かされた楽しさ
私は先日、fps疲れについて説明した通り、数年前のように人々はただの撃ち合いで満足しなくなってしまった。より深い戦略や、TPSとの融合などのFPS+〇〇になりがちだ。
ゲームルールやバトロワの基本はご存知の通りで、BO4のブラックアウトと似た印象を受けるかもしれないが、彼らなりの味付けが非常に上手に仕上がっている。
単純に打ち勝って楽しい、見た目が気持ち良い、爽快感がたまらない、そして見ていて楽しい出来上がりになっている。
遊んでいると、随所で「気持ちよく遊べるための省略」が行われていることに気づく、そうしたマイナスの美学のような集合がこのゲームとも言える。バトロワでありながらシューターゲームとしてのテンポ位の良さや、今までのバトロワが抱えていた少しのストレス(蘇生時間過ぎたら終了などなど)を見直した、完成度がヒットを生んだとも言える。
アンセムの発売も控えたEAにとってはAPEXは貴重なIPになることは間違いない、シューターゲームが最近不調だったEAにとって、これは大きな追い風になるだろう。
私はバトルフィールドシリーズが大好きなので、是非ともBFVにも注力をしていただきたいが、完全に死亡しているので、ここまでアンセムとAPEXが盛りがってしまうと望みは薄いかも…
まだまだ始まったばかりなので、玄人も少ないはずです。遊ぶなら今ですし、無料なのでこのビッグウェーブに乗るなら今しかありません!!