それでも私はBloodborne2を待っている。PS5で次回作開発中…??
フロムのVRタイトルである「デラシネ」の中で、ブラッドボーンの人形ちゃんによく似たイースターエッグ【ゲーム内の説明欄には「A doll of the stone girl Fiona who appears in the unfinished tale. When a person has a bad dream, Fiona appears and helps them flee.(未完成の物語に登場する石の少女フィオナの人形。人が悪夢を見た時、フィオナが現れ、彼らの逃走を手助けする)」と書かれており、『ブラッドボーン』とのつながりを感じさせる】があるなんて噂されていた時期から早1年。
私(我々)はブラッドボーンが好きで、その続編を今もなお望んでいる。エルデンリングやSEKIRO、ダークソウル3では、ブラッドボーンの代わりにはなれないんだ!!!!
目次
フロムがブラッドボーンの続編を作らない理由
- フロムが新作の制作に追われているから
- システムがこれ以上広げられないから(マンネリ化防止)
- デモンズの続編が出なかったようにSIEとのタイトルに続編は不可能
- 前作を超えられるクオリティでご提供できないから
- 体は闘争を求めるから
どうしてもデモンズのタイトルが出なかったように、今作もPS4一回限りの作品になってしまうんでしょうかね。
フロムソフトウェアは出せば売れるという打算的な続編よりも、正統に継承された面白さや、そこにプラスアルファする価値のあるものにしか続編を出しません。時代に合っていなかったり、一度大きくコケてしまった場合パタリと続編が止まったりします(アーマードコアとか)
ブラッドボーンは一作品目にして大きく完成されていました(それはまたデモンズ発売時もそうでしたが)それまでのソウルシリーズのシステムを一部流用しながらも、一転したスピーディーなアクション、リゲインによる攻めの回復、武器変形、圧倒的クトゥルフでダークな世界観などなど。
続編の望みが少ない理由として私の中では最大なのが「SEKIRO」の登場です。この作品を遊べば分かる通り、ブラッドボーンのスピーディーさに加えて、さらに高度で高速なアクションに完成されているという事実があります。ダークソウルシリーズが終了した今、ブラッドボーンのようなまた地上をかけて、ステップで回避するゲームが受け入れられるのかは疑問が残ります。
何よりもフロムは何番煎じかわからないゲームスタイルを好んでいる企業には思えません。それ以上に彼ら(主に宮崎氏)の全く新しいアイデアのゲーム、全く新しい世界観でのゲームを望んでいるファンが多くいることでしょう。
ブラッドボーン2が出るとしたら(世界観編)
ブラッドボーンのストーリーに関して、ゲーム内で多くは語られておらず推測の域を出ませんが、人外の獣に姿を変えてしまう「獣の病」とそれを狩る「狩人」を描いた物語。というのが簡潔で真理である。
2と称するのであれば、この物語に間接的にでも触れる必要があるし、獣や狩人といった存在が出てくるのは間違いないだろう。またビルゲンワースや聖歌隊といった組織も続編で登場するのかも気になるところだ。
物語の規模としてもブラッドボーン2でおおよそ世界の全てを語りつくせるほどの大きさだという風に思う。狩人とはなんなのか、獣の病はどこから始まっているのか、ヤーナム以外の街の様子などなど。
前作ではヤーナム市街という街から始まるが、次回作では最初からより広い世界にしてほしい。そしてSEKIROのように縦にも広がった立体的なマップに期待したいところだ。さらにはホラーテイストをさらに強めてほしいというのが僕個人としての願いとしてある。
前作のデビュートレイラーでは、かなりのホラー強めな匂いがしていたが、実際のゲーム画面はアクションとしての視認性を意識したのか明るめで、残虐的な表現も必要最低限にとどめられているような気がしました(もちろん実験棟や禁域の森の一部は怖かったが)。
次回作では是非、PS5の圧倒的なグラフィックスと性能処理を生かした、「最恐のアクションゲーム」を作り上げてほしい。個人的にはデモンズソウルが一番怖いと思っている。適度な暗さと得体の知れない何かが殺しにかかってくるあの感覚を、ブラッドボーン2には求めたい。
そしてクトゥルフなんだから宇宙に行ってしまうレベルでぶっ飛んでほしい。今まで見たことないようなわけのわからない世界で発狂し合いたい。
ブラッドボーン2が出るとしたら(システム編)
ロード時間の短縮
これは否が応でも性能が解決してくれるだろう。
灯りの使い道の強化
ブラッドボーンでは狩人の夢というホームステージがあり、そこを起点として様々な場所へ移動していたが、レベルアップや篝火のような便利なシステム(直接転送できる)が少しほしいところだ。
輸血液システムの改善
前作の回復アイテムである輸血液は敵を倒すことで補充できたが、エスト瓶のように休む度に全回復しなかった。ボスに苦戦した際は非常に辛いマラソンになっていたので、ボスの難易度を全然上げてくれて構わないので輸血液をもう少しお手軽で簡単に入手できるようにしてほしい。
聖杯ダンジョンのアップデート
ブラッドボーン好きでもかなり好みの分かれる聖杯ダンジョン。自分はハクスラが大好きなので苦ではなかったが、聖杯ダンジョンに潜らないと手に入らないアイテムが一定数あったのと、入り組みすぎて楽しくないという声があったので、もっと改善できると良い。
いっそのこと固定ダンジョンなしで、不思議のダンジョンのように、自動生成で深く降りれば降りるほど強くなっていき、脱出の有無は自分で決められるとか、色々変更する場所は多そうだ。
オンライン周りの強化
SEKIROのオンライン非対応は英断だったと思うが、私はブラッドボーンそしてダークソウルのオンラインシステム(特に協力するシステム)があまり好きではない。
もっとスムーズに繋がれて良いと思うし、ボスを倒すと解散ではなく、常に同じ世界で協力していても良いと思う。モンハンのようにマルチプレイ用の体力や攻撃力に設定しても良いので、この辺はなんとかしてほしい。
流石にフレンドと合言葉でマッチするのに5分かかったのは次世代機とは思えないほどびっくりした記憶がある。
武器変形(最終形態)
武器を強化していくと変形武器として第三段階を使えるものがあると、さらに良い。前作は基本的にリーチが伸びたりするだけのことが多かったが、小銃の機能が追加されたり、属性が付与されたり、心躍らせる変形を待っている。
主人公の獣人化
前作のお蔵入りネタとして、主人公の獣化がある。丸薬というアイテムはあるものの完全な獣にはならない。次回作では主人公は自我を持った耐性持ちの獣として完全に獣化した状態で戦うのも面白そうだ。
他にも腕が切り落とされたり、敵の部位が千切れたりすると「死闘感」が増して、より激しい戦いが期待できそう。
ブラッドボーン2が出るとしたら(発売時期編)
もちろんPS5ようにSIEとフロムがなんらかのタイトルを企てていることは期待できる。しかし現在開発が発表されているエルデンリングはマルチタイトルのようだ。
RPG要素に重きを置いたアクションゲームになるとのことだが、今作の他にも水面下で何かしらの開発が行われていても不思議ではない。しかし、現在はエルデンリングを売りたいと思うで、こちらの発売後になんらかの発表があるかも知れない。
『ELDEN RING』の発売時期は未定ではあるが、彼らの開発ペースや公言によると、2020年から2021年が妥当な年だと言える。なのでブラッドボーン2が現在水面下で動いていたとしても2022年以降となる。
遠い遠い未来のようだが、あっという間にやってくることだろう。その頃にはPS5ももちろん発売され、PS4との移行期間としてふさわしい時期とも言える。
私はあの唯一無二の世界観に再び足を踏み入れたいと強く願っている。アーマードコアの新作もぶっちゃけ来てくれたらメチャクチャ嬉しいが、フロムには過去IPの続編に期待したいところ。