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退屈は嫌いか?

「ぼくのなつやすみ」シリーズ。PS4での続編は期待できないかも…

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さよならボク君…

今は寒い季節ですが、時期に暖かくなり春がやってきて夏になります。私は夏になると必ず思い出してしまう好きなゲームがあります。

それはぼくなつシリーズと呼ばれる、ただ一人の少年として夏休みを過ごすだけのゲームです。

ゲームの目的は基本的に夏休みを楽しむことであり、達成しなければならない目標などは特に無く、昆虫採集や釣り、花火大会などで自由な時間を過ごすことができるほのぼのとしたゲームです。

 

ゲームに詳しい人に説明するなら「MOTHER」のような秀逸な言葉選びと「どうぶつの森」のようなゆったりとした自由度を兼ね揃え、「ペルソナ5」のようなカレンダーシステムが導入されたゲームです。

 

 

なぜ出なくなった? ぼくなつシリーズ

シリーズ第一作がPS1で製作され、なくしたもの思い出しゲーム」というコピーで発売された。その後もPS2PS3PSPでシリーズの続編が発売されており、最後にナンバリングがついた4は実に十年前の夏発売されています。

youtu.be

このころのソニーのCMは最高にセンスが良かったと思います。

 

 

www.jp.playstation.com

公式サイトでは2012年の更新を最後に全くの音沙汰がないのが現状です…

 

 

シリーズ累計販売本数は120万本と奮闘していますが、やはり続編開発の望みが薄い理由として

 

  • ソニーは海外市場を重視。ぼくなつのような国内向けタイトルは畳みたい
  • 販売の売り上げが初代から尻すぼみになってしまっている。
  • 単純なネタ切れ、ゲームとしての完成度は4で終わってしまった
  • 70年代と80年代の懐かしさを感じる人たちがゲームをしない

 

以上の理由が挙げられると思います。年代を問わず独特の「郷愁感」や「温かさ」を感じることのできるゲームで好きだったのですが非常に残念です。

 

最近のゲームは売り上げ重視になりがちで、こういったニッチでも需要のあるゲームや挑戦的な作品は手を出しやすいスマホゲームとして開発されやすいです。コンシューマーゲーム機において、このようなご時世で発売するのは難しいのかもしれません。