death stranding 未だどんなゲームなのか誰もわかっていないから考察して予想する
デスストランディング超豪華な俳優陣と日本が誇るクリエイター小島監督の独立してから一作目となる本作。噂では今世代機と次世代機のマルチでの発売となるらしく、発売は今年末から来年末までには発売されそう。
この人は映画を作りたいと言っているほど、ムービー構成が優れています。
故に、余計な考察(ミスリード)をしてしまわないように注意が必要です。
大まかな公式のチラ見せの各サイトまとめ
IGNのレビューにて
まだ誰も見たことがないようなユニークなもの、よりアーティスティックな要素がある作品をつくりたかったんです。このゲームではダークさを追求しようとはしていません」と話している。
「ユーモアはゲームの非常に重要な要素です」と小島監督。「ゲームを長時間プレイするわけですから――『DEATH STRANDING』もボリュームのあるゲームになります――、プレイヤーにストレスを与え、山あり谷ありな道を進ませます。この山と谷の部分をプレイヤーが楽しめるようにするために、ユーモアは非常に重要なんです」
「ですからこのゲームにもユーモアがあります。世界観を壊さない程度のレベルですが。程よいレベルのユーモアがあります」
この辺はメタルギア節ですね。完全なシリアスではなく日本人らしいジョークを毎度一癖を入れてきて非常に面白いです。
小島監督が「DEATH STRANDING」のどういった部分を指して市場性があると話しているのかはインタビューからはわからないが、「DEATH STRANDING」は昨今のAAAタイトルと共通する、オンラインマルチプレイヤー付きのオープンワールドゲームになることがわかっている。
GIZMODOの考察では大まかなストーリーを
主人公はノーマン・リーダスが演じる、伝説の配達人サム・“ポーター”・ブリッジズ。彼はカイラル・アレルギーという反応を持つ能力者(DOOMSと呼ばれている)で、能力にはレベルがあるようです。サムが言う「絶滅因子」というのも何か気になりますが、これがあると何かが見えたり感じたりできるようです。
ここで一つの大きなキーワード
“時雨(タイム・フォール)”は触れたものの時間を進める
どうやら本作では時間と時空の往来ができるようです。セリフだけなのかもしれませんが、“カイラル濃度”も上下するかもしれません。それに“時雨”はあまり触れたくないものらしいのですが、人間を“対消滅(ヴォイド・アウト)”させる“奴ら(BT)”の存在のほうが危険みたいですね。それでもサムは“帰還者”なので戻ってこられるというのも、カイラル・アレルギー反応を持つ能力者DOOMSというのと関係がありあそうです。
これまでにも度々「縄」での繋がりがテーマとして伝えられていた『DEATH STRANDING』。
小島監督はライフルは敵を殺すことに使えるものの、もっとさまざまな方法で戦い方を選べるため、「プレイヤーは銃だけが理想的な解決策ではないことに気付くようになる」と明かしたようです。監督は敵と戦うことが目的ではなく、「世界と繋がることがゴールになる」ともコメントされたとのこと。『メタルギア』も必ずしも敵と戦うことを目的としていませんでしたもんね。マルチプレイヤーについては詳しく言及がないものの、プレイアブル・キャラクターはサムひとりだけということもわかりました。
そして小島監督からIGNへのインタビューで
E3 2016発表トレーラーで最も明白で、重要なテーマは、「生と死の観念が結びついていること」だという。
「動物はお互い繋がっていますし、人々も繋がっている。たくさんのものは繋がっているんです」と小島氏はIGNに語る。
小島氏は「DEATH STRANDING」の最も大きなテーマの一つを説明する方法として、安部公房の短編小説を挙げている。
「アクションゲームに登場するツールのほとんどは“棒”です」と小島氏は続ける。「殴るか、撃つか、蹴るか。コミュニケーションは常に“棒”を通して行われます。(DEATH STRANDINGでは)人々に“棒”で交流するのではなく、“縄”に相当するものを通じて交流してほしいと思っています…もちろん棒を使うこともできますが」
重要なゲーム性のヒント…???
以下、GameSparkの記事より抜粋
現在、新作ゲーム『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』を開発中の小島秀夫監督が、気になる写真をTwitterに投稿しました。
その写真にはゲームにも登場するマッツ・ミケルセンが出演した海外ドラマ「ハンニバル」のフィギュアと、ビートルズのアニメ映画「イエロー・サブマリン」をモチーフにしたLEGOの潜水艦が収められています。一見、お人形遊びのようにも見えますが、小島監督は「遊んでいる訳ではありません」と一言添えています。
小島監督は『METAL GEAR SOLID』開発時にLEGOブロックとCCDカメラを用いて研究を行ったという話が有名。今回の写真も『DEATH STRANDING』に関する何かを確認しているのかもしれません。
DEATH STRANDINGの予想
ここまで様々な情報を出しながら、ゲーム性の核には触れなかった小島監督。それらのヒントはもちろん言って入るし、トレーラーの中からも読み取ることができるものの、明確に言わないのはサプライズという意味合いが強いのだと思います。
それだけ今作のゲームデザインに自信があるようですし、ステルスゲームの基礎を作った人ですからね。未知の新たなゲームジャンルを確立してくれるのではないでしょうか?
大まかなあらすじ
過去に一度,爆発が起きた。その爆発は,時空を生み出した。過去に一度,爆発が起きた。その爆発は,その時空に天体を生み出すことになった。そして過去にまた,もう1つの爆発が起きた。この爆発が起こるとともに,我々が「生命体」として知るものが誕生した。そして,次の爆発が再び起こった……
そしてこの次の爆発が最後になるだろう…
爆発というのはMGSを通して謳われた核に核のことなのか、はたまた別のパンデミック的なモノなのかは分からないが、今作の敵(BTと呼ばれるアレ)はその爆発から生まれれる使者あるいは発生源の組織であり、主人公(何らかの組織)は最後の爆発を止めるための運び屋として、ワクチンあるいは解決のカギとなるものを運んでいると推測。
爆発を止めるために、時間や空間という概念がメチャクチャになった世界で、主人公の組織は、同時発生したBTという敵の素性を知るとともに事態の解決に従事すると言ったところだろう。
ストーリーについては事前に考察しても、外れることが多い上に当てても面白くないのでゲーム性について、書いていこうと思う。
縄ーひもー並行世界
端的にいうと今作は他人のデータ(世界)と交信/移動が出来る
上記の動画を見ればわかるが主人公のサムがギレルモ監督のデータと繋がっていることがわかる。そして、ギレルモ監督が動いているということは、主人公はサムであっても操作可能な人物がサムだけとは明言されていない点にも注意したい。
つまり、PTを思い出してほしい。あのゲームは複数の言語によるヒントやマイクを使わなければクリア不能と言われたホラーゲーム。今作はそれと同様、『オンラインで他のプレイヤーと一緒に進まないとクリアできないゲーム』なのではなかろうか?
個人ではクリアできないが、不特定多数のデータが個々のクリアに響いてくる。そんなゲームの予感がした。小島監督らしいユーザーコミュニティを意識した新感覚のゲームデザインだろう。
複数の世界線が存在し、それらに個々が干渉していく
例えば、ゲームを進める上で目の前の敵がかなり強く、自分では倒せない属性(特質)を持った敵だとする。そこに見えない味方(オンライン上の他人のサム)が敵を倒せば、目前の敵が自然と消滅する。
しかし、他人のデータと干渉してはいけない。縄跳びも他の人を押せば全員が失敗してしまうように、他人の移動している場所(手形)は触れてはいけない。後述の老化抑制も解除され、地面に吸い込まれたり、触れた者にしか見えない敵が現れたりする。
オンラインプレイヤーは互いに不可視の味方であり、可視な敵である。
また、第二次世界大戦のような世界、永遠と続く湿地帯、平原などなど今作には様々なロケーションが用意されていることから、並行世界はかなり広い。しかし、徒歩での移動は困難だが、ゲームのスタート地点の時点で全員違う場所で始まっていたらどうだろう?
他人のデータにアクセスしてしまえば荷物ごと転送して続きを再開可能だ。
小島監督によると、『Death Stranding』のテーマのひとつは「生と死」。ただし死は終わりを意味しない。象徴的なシーンとして、腹部からへその緒が伸びている巨大な生物が爆発を起こしたのち、ノーマン・リーダス扮するサムが上下反転した水中世界を漂う場面がある。この水中エリアはゲーム内で死んだ際に訪れるプレイアブルな場所。生きているとも死んでいるとも言えない宙ぶらりんの状態であり、小島監督いわく他作品の「コンティニュー画面」に相当するとのこと。ここではサムが持つ特殊な能力により身体から抜け出し、一人称視点で海中を移動することができる。漂うアイテムを拾い集め、再び身体に宿ると、サムは生者の世界にて復活する。ただし死ぬ前の時点には戻らず、起こったことは起こったこととして、そのまま残るという。本作における死はゲームオーバーでもやり直しでもなく、プレイヤーはひたすら転生を繰り返すこととなる。
死ぬ→海にありとあらゆる持ち物をロストする→その間に他人のデータ(身体)に移動できるチャンス→憑依しなければ自分の直前のデータから再開
Death strandingというのはそういう意味だろう。死ぬと浜辺に打ち上げられ、最初のトレーラーのような状態になるわけだ。プレーヤーは死んでいるが、そこからまた再開を選ぶことができる…と
リアルタイムでオンラインである必要はない。自分で今は参加していない過去の他人のデータを使えば良いのだから。
MGSV:TPPでもFOBで核廃絶イベントを思い出すかのような、ユーザーコミュニティでゲームが広がっていくシステムは非常に興味深い。
今作のもう一つのゲーム性『老化』
今作では全ての登場人物が老化する。それはTimefallと呼ばれる時間の経過を速める雨で原因である。トレイラー冒頭で雨に打たれた植物が猛スピードで成長しはじめたり、横転した車両に足を挟まれた男性が急速に老化しはじめたりするのは、この「Timefall」の効力とされているようだ。ただし、下記の動画後半(7:23あたり)で女性が食べている虫のようなものを食べれば、老化を防げるようだ。ここでは時雨(ときう)と呼ばれていますね。
老化といえば赤ちゃんが気になる人も多いようで、これはストーリーに関わりそうだが、『死ぬときに持っていてはいけないモノだと思っている。
4:24あたりで、死を悟った登場人物が手放している。(これはCOOP??) 赤ちゃんは水辺に落ちて沈んでいく、プレイヤーは波に飲まれて並行世界移動のチャンスを託される。
その後、サムの口の中で赤子が登場し、浜辺ではなく見慣れない荒野で目を覚ます。
赤子を皆でつないでいく、赤子が落ちたところがリスポーン(誕生)する場所であり、我々は赤ちゃんをロストせずに運んでいく必要もあるのではないか?
サムが目を覚ました場所も、その数秒前にあった浸水した場所で晴れていたらと考えると、先ほど水辺に落ちた赤ちゃんのポッドを拾い上げたことになる。
この2018年のトレーラー含めて気になるのはこの装置は
最初はドットサイトのようにユーザーのエイムを補助する器具とも噂されたが、私には不可視のオンラインプレイヤーを検知する機械にも見えた。敵であるBTにも反応していたので、あれらは殺されたオンラインプレイヤーの亡霊とも捉えられるだろう。
ダークソウルでは死んだ者の痕跡で死因を見ることができた。今作では死んだ場所で死んだ者の亡霊が彷徨い、より危険な地帯と化していくのではないか? とも思った。
何れにせよゲーム性に大きく関わってきそうだ。
非常に分かり辛く伝えづらいゲーム内容
ここまで考察を挙げたものの、非常に拙い文章で分かりにくかったと思うし、正直ゲームシステムが見えてもこれらが面白いゲームにつながるかどうかが分からない。
でも私は小島氏を信じてこのゲームを買う。未だ誰も見たことのない説明不能なゲームがここにはあると思っている。
参考サイトをまとめました。