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退屈は嫌いか?

【加筆・修正あり】Google製次世代機STADIAは月額1000円だと!?!? なお日本…

Googleは米国時間の6月6日、クラウドゲームプラットフォーム「Stadia」の最新情報を届けるYouTubeライブ放送「Stadia Connect」において、年内に米国およびヨーロッパでサービスインすることを明らかにした。ビジネスモデルについて月額9.99ドルのサブスクリプションモデルを採用する。

 合わせてスターターキットとなる「Stadia Founder's Edition」も同時発表した。こちらはStadiaをプレイするために必要な要素をすべてひとまとめにしたもので、Stadia Controller、Chromecast Ultra、3カ月の利用権などが付いて価格は129ドル。これがStadiaの実質的な「本体」となる。

 

game.watch.impress.co.jp

 

 

いや、安ッ

という印象がありますね。予想では3000円前後なんて言われていましたからね。10テラフロップスというXBOXONEXを上回る性能を実質出しているのにも関わらず約1100円とは…

 

 

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これがまだ見ぬゲームの次世代というわけか

 

さらには2020年には

買い切りの無料プランまで用意されているようです

 

てっきりサブスプリクション型の販売のみかと思いきや、買い切りのプランも用意してるなんて驚きです…

 

 

 

回線速度によって体験も変化

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危ぶまれていた低速回線でも遊べるらしい

4Kだなんてまたまた〜と言われていましたが、やはり回線速度によって体験は大きく変わるようです。自宅のWi-fiでも4Kである35Mbpsというのは意外と安定して出なかったりするので、期待して買われる方はまずは自宅の回線状況を見直す必要がありそう。

 

これでとりあえず最低でも10Mbpsとかであれば遊べることが分かったの、来たる5Gの時代でも外でスマホで遊べるのは現実的に見えてきたかも

Googleは遅延について明言はなかったものの、できる限り力を入れて遅延の少ないプレイを目指すと言い切った。期待したい。

 

 

 

 

AAA級のタイトル続々と登場

youtu.be

 

海外含めたゲームに詳しい人であれば、知ってるタイトルがちらほら出てくるこちらのムービー。本当にクラウドで動いているのだろうか? というほど美しく精巧にストリーミングできている。

しかし、今後発売予定のタイトルやPS4やXBOXで現在販売中の最新のタイトルが遊べていないことが多く、現状そこにいるユーザーへの求心力は薄い。

もちろん、カプコンやバンナムなどの日本メーカーのゲームも入ってきている。STADIAの面白いところとしては、遅延してもゲーム自体に影響の少なそうなシミュレーションやターン製のRPGではなく、ガチガチのアクションゲームやドラゴンボールなどのカジュアルな格闘ゲームまでタイトルに入れているところだ。

 

これは相当遅延に自信があるようだ。レースゲームやアクションゲームでは遅延していてはゲームとして遊べないのに、、、

 

 

 

 

もちろん日本はなし!

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日本「なんでや…」

タイトルで察した人は察したかもしれませんが、日本は今回のSTADIAの11月開始で含まれていません。

単純なゲームユーザーが少ないからか、それとも日本にはソニーと任天堂という2大ゲームメーカーがいますから、そこと交渉や考慮した結果なのか…

何れにせよ、素敵なシステムですし日本での展開が望まれています。

 

 

 

 

先陣を切ったGoogleのインパクトは凄い、各社どう出るか

ハッキリ言うとやってることが2世代先なので、まだまだ通信環境含め社会が追いついていない印象を受けますが、社会が追いつく頃にはクラウドゲーミング事業はGoogleのものになっているかもしれません。マイクロソフトとソニーが提携してストリーミングのゲームーサービスに参入すると言う話も聞きましたが、どうなんでしょうか?

 

なんにせよ今回の発表で、本当にSTADIAの詳細が分かったことも事実です。この価格を高いとみるか安いとみるかですが、個人的には普段がっつりゲームを遊ばない人からしたら安いが、すでにPCやPS4などのコンシューマー機を持っている層にとっては微妙といったところでしょうかね。

やはりネットの回線速度ありきなので、敷居が高いのも難点です。今時ネットにつなげない家は確かに少ないですが、安定してゲームができる回線速度の人は結構減るかもしれないです。

 

 

 

日本の配信ないのは正直非常に残念です。コントローラーセットでも129ドルと破格なので、文字通り気軽にゲームにアクセスして遊べてしまいそうですね。

 

GTA6は現在開発中で確定か 舞台はバイスシティともう一つ…⁉︎

ハローハワユー

 

今の季節は毎年風邪をひく落花星人です。

 

 

先日、インドの元ロックスター従業員である”Bibin Micael”氏の経歴書が海外GTAフォーラムに投稿された。“Bibin Micael”氏の経歴書には「車のコンセプトモデルを作成した」「GTA5のDLCとGTA6も携わっている」と書かれている。

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これが事実であればGTA6は開発中ということになる。

 

”Bibin Micael”氏はRDR2の制作にも携わっていることが、スタッフエンドロールで確定しているので、岩星社員であることは間違いない事実確認が取れているようだ。

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あらら、やっちゃったね

 

 

上記の経歴書が事実であれば、露骨すぎる情報漏洩だが、私は深くこれを信じたい。

火のないところに煙は立たないように、全く作っていないのにも関わらずリーク情報や、噂はでてこない。ただ、4年前に、Rockstarが既にスタジオ自身が望むおよそ45年分の価値を持つアイデアを得たと説明。今のところ“Grand Theft Auto VI”がどうなるか分からないものの、幾つかのアイデアを思い付いていると明言されている。

 

一方で、Leslie Benzies氏は現在の焦点が“Grand Theft Auto Online”にあると説明しており、チームが“Grand Theft Auto V”の終了からGTA Onlineに掛けて休むことなく開発に取り組んでいると強調しています。

 

gtavphoto.blog.jp

 

 

 

 

 

 

 

皆がGTA6に望むもの

発売から今年で6年が経つ、GTA5。いまだにPS4やSTEAMでも売上上位に入ったり、定期的なオンラインアップデートが続くまさに正真正銘の化け物タイトルと言える。

 

ロックスターの会社自体がただい赤字である今、単体で黒字化を狙えるGTA6をつくらいない理由がないのだ。ロックスターはいつだって、オープンワールドの次世代を見せてきた。RDR2でも、その例に紛れず他のオープンワールドとは一味も二味も違う化け物グラフィックと、細部まで細かい作り込みを見せてくれた。

 

さてさてGTA6に皆が望むものはどういうものなのだろう?

 

 

密度

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交通量、建物の内装、ランドマークの数々

あなたはもしかしたら、GTAに密度を求めているのかもしれません。スカスカのオープンワールドは退屈で、ドライブをするくらいなら、他のレースゲームで十分だと思っている。

例えば、ハリボテばかりの建物ではなく、実際に中に入ることができてオフィスビルや民家なども、侵入できた、、、ただ侵入するだけでなく、そこにいるNPCにインタラクトできたりすれば、なお楽しいですね。

 

街を歩いていれば、そこら中でイベントがゲリラ的に発生し、プレイヤーはそこに介入するか否かの選択肢を迫られます。NPCと交渉して安く商品を購入できたり、狭い裏路地で特殊なミッションを任じられることもあるかもしれません。

車の数よりも、一つ一つの車にエンジンルームや高解像度な車内の内装、ただただ広ければ良かったPS3全盛期のオープンワールドとは打って変わって、昨今では質が求められるようになっています。「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」が良い例ですね。

 

 

 

広さ

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いやいや、広さこそ至高だろ? という意見もかなり多い。特に、街がいくつもあってほしいとか、GTASAのような州丸々再現くらいが嬉しいなんて声もよく見かけます。

GTAのタイトルって結局自動車窃盗犯が意味の元なので、自動車でドライブすることがメインなんですよね。そうなると徒歩で歩いて感じる密度よりも、ハイウェイに乗って、山を越え、谷を抜け、次の街が見えてきて、その向こうにまた大きな都市があったりしたらワクワクするかもしれません。


 GTAでは航空機が出ることも多いので、狭いマップだと、すぐに端から端へ移動できてしまうんですよね。歩いていても、戦闘機に乗っていても、そのスケール感を維持したような広大なワールドをGTAとして旅したい人の意見も多いはず。ジャストコーズ?

 知らねぇな!

 

 

 

 

車種、武器の種類

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豊富な武器の種類で犯罪したいZE

ナンバリングを重ねるごとに、車種同様に武器もテクスチャはもちろん、音も良くなってきている。しかし、GTA4で自転車がなくなったりして苦情が来たり、あれがないこれがないと文句を言われた。

ワールドの現実味を持たせるためにも、自転車やタンクローリーといった車両は必要不可欠だが、GTAの場合登場するすべての乗り物はハリボテではなく運転できる必要がある。武器も似たようなSMGやARを登場させることはできても、カスタマイズがあーだこーだとまた言われてしまう。

GTA5では豊富な武器の種類が用意されていたが、今見るとどれもオモチャくさい。RDR2では鉄臭さみたいなものを武器から感じ取れたし、コントローラーに撃った手応えを感じた。GTA6では武器の種類や車種もそうだが、より一層のリアリティが齎されることは間違いない。

 

 

 

 

アクション性

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殴り、回避、匍匐

ロックスターのゲームは良い意味でも、未だPS2だと思っている。シンプルなTPSにカバーリング、発砲を繰り返すゲーム性が取られている。もちろんデッドアイや特殊能力など取り入れてはいるが、どれもシンプルな銃撃戦の延長から出られていない。

RDR2では拳での殴り合いは非常にアクション性が増したと言えるが、銃撃戦は相変わらずPS2だった。多少現実味は無くなるかもしれないが、匍匐前進や緊急回避、紐を引っ掛けて建物上部から潜入などなど、攻略の幅や戦闘にバリエーションを求める声もあるようだ。

 

GTAⅤではストーリーが派手だったので、ミニゲーム等もあり飽きずにプレイできたが、GTAⅣのようなしっとりストーリーで攻める場合、今のままのゲーム性だと飽きがきてしまう。グレネードの投げ返しや、死体を盾にして前に進んだり、壁を破壊して敵を殺せれば非常に楽しそうだ。

 

 

 

 

 

オンラインの充実

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GTA5のオンラインは国内でも大人気

GTAは見頃にオンラインの事業に成功したと思う。GTAⅣの模索的なオンラインから、GTA5の先進的なPKありのミッションクリア性オンラインは、MMOのようなマゾっ気をさほど感じることなく楽しくプレイできた人も多いだろう。

大型アップデートも定期的に行っており、大豪邸や新武器、カッコいい車種の追加が行われ、追加要素も多くあった。私個人としてはオンライン機能は全くといっていいほどハマれなかったが、ONLINE2(仮称)には相当な期待がかかっていることは間違いない。

ちなみに最近のGTAオンラインはジェットパックに空飛ぶバイクなどなんでもありのバカゲー路線だという。かといってRDR2のオンラインように地味でも困るのだが…

 

 

 

 

 

GTA6はバイス(マイアミ)は確定…?

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ちなみにバイスシティはシリーズでも評判が良い作品

ロックスターが手がけるGTAはすべてアメリカが舞台だ。現在リーク情報に、アジアやヨーロッパの国があるなら疑わしい。

現状最も登場する可能性が高いのがバイスシティというマイアミを基にした都市だ。GTA4ではリバティシティ(ニューヨーク)、GTA5ではロスサントス(ロサンゼルス)、GTA6でもう一度リバティシティや他の国をやるなら、まずはバイスシティを再現するのが自然な流れだと思う。

 

実際、様々なリーク情報を見てもバイスシティの名は挙がっており、やはり舞台案として最も手堅いんじゃないかと思ってしまう。大西洋の綺麗な海を泳げなかったPS2の頃遊んだユーザーも、GTA次回作で念願の水泳が楽しめるかもしれないのだ。

あの80年代感漂う街並みもお気に入りの一つだが、おそらくGTA6が80年代になる確率は10%以下なので、少し残念ではあるが、同時に現代都市となったバイスシティを見て回るのも悪くないと感じる。

 

 

引用例

 YouTubeチャンネルThe Knowより、『Grand Theft Auto VI』に当るであろう『GTA』シリーズ最新作の舞台に迫る噂が報じられています。

The Knowが独自の情報源に基いて伝えたところによると、『GTA』次回作はRockstar Games内で「Project Americas」というコードネームで扱われ、「マイアミ」を舞台にする可能性があるとのこと。

 

blog.game084.com

 

 

 

 

舞台が二つある説が濃厚、お相手はリバティシティか南米か

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再び登場リバティシティ

blog.game084.com

 

レッドデッドリデンプション2の発売から数ヶ月が経ち、Rockstar Gamesのファンはスタジオの次回作は何かと期待している。ロックスターの元従業員のレジュメから次回作は待望のグランドセフトオート6だと示唆されており、リバティーシティとバイスシティが舞台だと予想されている。

この情報はグランドセフトオート6の舞台とされる都市だけでなく、他の情報もリークされていたが削除された。この情報によるとGTA6では、プレイヤーはリバティーシティの軽犯罪者としてスタートし、最終的にバイスシティで有名なギャングに加わると言う。その後、有名なギャングと協力し、リバティシティで事業を営み、強力な麻薬王になるためバイスシティに戻る。この情報ではGTA6は次世代コンソールで登場すると語られており、PS5と次世代Xboxが2020年にリリースされると予想されることから、有力な情報だとされている。

また、2018年12月にサードパーティーの開発者だとする他の情報でもGTA6ではリバティーシティとバイスシティが舞台だと予想されているが、1つ大きな違いがある。2018年12月の情報は削除されておらず、前述した情報はすぐに削除されたことだ。これらを考えると過去の情報の正当性が窺える。

 

次回作がバイスシティで概ね正しいと思われるが、バイスシティ(マイアミ)は非常に小さい。それに青い海と白い砂浜はロスで散々味わっているのだ。

確かにロスの高級住宅街や成金、激しい山々はバイスシティではお目にかかれないだろう。むしろ、観光地としてのレジャー施設の増加や夜も眠らないダンスクラブ、熱帯雨林の数々にお目にかかれそうだが、ボリュームをバイスシティという浮島だけでは物足りないかもしれない。

 

そこでシリーズ初の二つの舞台を股にかけたストーリー展開がくるという噂やリークが目立っているようだ。最も多く叫ばれているのは、GTA4で舞台になったリバティシティ、それぞれのエリアを空港などを経由して移動する形式をとるのか、それともアメリカの東海岸を一つの巨大なマップとして移動できるのかは不明。

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東海岸を完全再現とは言わなくても、フロリダからニューヨークまでかなりある

 

 

 南米という面白い意見も出ている。ロックスターはマックスペイン3でブラジルのサンパウロを作り上げてはいるものの、GTAシリーズでは基本的にアメリカ合衆国内の都市から出たことはなく、さらにはシリーズ全てを通しても英語圏以外を舞台にしたことはない。

 

だが、私も前々から南米、特にリオデジャネイロなんかはGTAの舞台として面白いと思う。

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リオは現在も薬物、人身売買、殺人などなど危険に満ちている

 

街の景観はロスとは似て非なるもの、コルコバードのキリスト像やマラカナン、スラム街などなど巨大な都市の中に様々な姿を持っている。南米を舞台にするなら、この街以外逆にどこがあるんだろうか?というほどにゲーム性にマッチしていると思う。

 

 

 

GTA6と希望

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もう前作の発売から6年が経過します

年々増える開発費や、オンライン対応によって修正パッチ、チーターとグリッチの対策、追加コンテンツに人員を割かれていますし、RDR2の発売もありました。

3年に一本のペースで新作を出せていたPS2の時代とは違うと思いますが、ここまでの化け物タイトルの続編を望む声は止みません。

 

とはいえロックスターの内部は結構ボロボロだったりするわけで、現在RDRのオンラインとGTAのオンラインを並行運営させながらも、会社は赤字続きですし、GTA以外のタイトルももしかしたら作っているかもしれません。先行き不透明な状態ですが、集めたリーク情報とここからは自分の妄想も一部織り交ぜながら締めくくりたいです。

 

 

 

 

・プレイアブルキャラはなんと5人?

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より多角的に、ダイナミックに

今作ではメインとなる主人公は二人である。富と名声を失った男カーソン(仮称)と破天荒だが深い野心を持つマフィア集団の幹部の一人リタ(仮称)の二人がストーリーの基軸になる。

 

生まれもバックボーンも違うこの二人は、物語を通して次第に共通の敵に対して協力していく。だが、実際に操作できるキャラクターはこの二人に限らない。他にも3人ほど操作可能な人物がおり、ミッションの分岐や作戦によっては彼らの協力を仰いだり、実際に操作して豊富な攻略が可能になるかもしれない。

 

プレイアブルの他のキャラクターは、GTAVでいう強盗ミッションのメンバーのようなもので、今作では仲良くなった他のメンバー3人と協力しながらミッションを進めていく。もちろん二人で攻略することもできるし、一人で攻略しなければいけない時もある。

 

 

 

・ストーリーは選択で分岐していく

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最悪の場合、プレイアブルキャラクターが死ぬことも

GTA4やGTA5ではマルチエンディングを採用している。今作では、マルチエンディングはもちろん、ストーリーの途中でも複数の選択肢を用意している。場合によってはゲームオーバーではなく、そのまま進むことすらあるのだ。

これにより、ストーリーに深みが生まれ、何度も繰り返し遊んでも苦にならない。もちろん選ばれた結果が嫌ならセーブされたデータに戻っても良い。

ミッションの攻略の幅が上がっただけでなく、ストーリーの進行にも幅が広がり、単純な一つのレールを沿っていく物語ではない。とはいえ、GTAらしさを残したものに仕上がっており、Detroitのような逐一選択を迫られたり、QTEなどでアドベンチャーゲームの要素は廃されている。

 

 

 

 

・バイスシティから始まり、リオ、そしてリバティシティへ

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舞台は2025年のバイスシティから始まる。カーソン(仮称)は犯罪歴のある富豪の息子だった。ある日親が殺され命からがら叔父の住むバイスシティに逃げてきた。

今作ではGTA4以前のようなストーリーが進むと移動可能なエリアが増えるシステムを一部導入している。切り替えられる特定のキャラクターのみ通行できるルートや、手配度がつかない場所があったり、ストーリー中でリオに飛ぶことでリオのマップは別に用意されている。自由に歩き回れる世界が、そこで少し広がるのだ。

リバティーシティーはストーリーの演出上何度か登場し、一部エリアを歩くことになる。ただし、ミッション外で移動したり、自由に歩き回ってバーガーを食らいついたりはできない。GTA5でいうノースヤンクトンのようなものだ。

 

それぞれの街には風土を感じさせる車や人が行き来しており、リオではポルトガル語で住民が話している。マップ全体の広さはバイスシティはGTA4の半分ほどのサイズ、リオはGTA5とほぼ同サイズで作られており、かなり広大になる。その理由として、今までは町全体を現実の80%くらいで描写することで移動しやすくしたり、処理を軽減させていたが、今作では全ての建物や道がリアルスケールで再現されている。歩道や車道は広く、高層ビルは霞むほど高いのだ。

さらには密度も高く、カフェやバーガーショット、病院などのいくつかのロケーションは内部も用意されている。

 

 

 

・細部への拘りとフィジックの改善

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グラフィックは次世代レベル

GTA5は良い意味でゲームゲームしていた。GTA4はリアリティが濃いゲームだったと思う。RDR2はどちらかというとGTA4に近い作りをしており、悪く言えば ”もっさり” していた。

GTA6ではGTAならではの爽快感をもたせつつも、次世代機らしいフォトリアルな世界を描写する。RDR2より改善が重ねられたエンジンはネイティブな4Kテクスチャで描かれておりアップしてもボケは見当たらない。一瞬で過ぎ去る民家や街路樹、道路の亀裂さえも彼らは妥協せず、一つとして同じものが存在していない。

 

フィジックについても大きな進化、RDR2同様に通行人を撃てば四肢が吹き飛ぶ描写や、ぶつかった時もGTA5のようにパタリと転ぶのではなく、軽くよろける程度。たとえ警官でも防弾チョッキを装備していなければ、ハンドガン一発で大分よろめく。

車のダメージ表現が現実的になった。内装パーツレベルで吹き飛び、崩れていく。その影響で、ガードレールや街路樹、通りの窓ガラスやブロック塀程度なら破壊することができるようになった。勿論大型トラックの話で、スクーターで突っ込んでも壊れない。この世界では質量や加速度、重力、風圧などが綿密にシミュレートされ続けている。

 

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街中にいるNPCも単なる通行人ではない

今作では過去最大の種類のNPCが街中で生きている。今までのような同じ顔の同じ服を着た人が並んで歩いていたり、近くにいたりすることは絶対にない。自動生成された顔に凄まじい種類の帽子、メガネ、服装が組み合わされており、彼らは目的を持って行動している。

雨が降れば傘をさすし、逆に雨が止んだら傘を閉じて歩いている。街中を走るバスにはバス停で人が乗り降りするし、タクシーを呼び止めて先ほど電話で喋っていた目的に向かう人もいる。

街中に点在するショップやコンビニ、アパレルの店や巨大モールに入っていく人もいる。オフィスビルもいくつか入ることができるが、そこにも朝は出社する人がいて夜には退社する人や残って働く人もいるわけだ。彼らはGTAの街を演出する通行人ではなく、そこに息づいている。NPCから声をかけられランダムミッションが始まったり、自分から声をかけたら頼み事をされたりする。さらには今作のカーソンは女癖が強く、街中にいる年齢の近い女性は、会話をうまく成立させればデートや遊びに誘うこともできる。

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 GTA4からGTA5は諸処のディティエールが劣化したことで有名

 

 

・刷新されたゲームシステムと攻略

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単なる打ち合いのTPSゲームではなくなった

今作では様々な面で、ゲーム性が大きく変わっている。勿論従来通りのTPS視点での銃撃戦も楽しめるし、FPS視点でも楽しむことができる。大きく変わった点をここでは紹介していく。

 

⑴ 味方NPCを任意の数連れていくことが出来る。スイッチングできる仲間もいる。

今作ではほぼ全てのミッションでNPCを雇って進める。味方を雇えば報酬はその分減るが、一人では非常に難しいし時間がかかってしまう。プレイアブル可能な5人はそれぞれ特殊能力や長けたステータスがあるので積極的使っていきたい。最大30人で挑むミッションは、さながらマフィア同士の抗争を再現できる。

雇うことができる人数はミッションによって変わる、UBIのゴーストリコン のように味方に指示を出して、ステルスプレイや狙撃手に位置どりを命令することもできる。

 

 

⑵ 過去最高の死にゲー。HPは任意で回復。

過去作も結構難しいステージはあったが、今作では敵も味方も簡単に死んでしまう。一発の銃弾の重みが違う。激しい銃撃戦は楽しめるが致命傷を負うと、自分で治癒する時間が必要だし、味方の治癒も可能だ。

銃に関してもリコイルが設定されていたり弾も重力の影響を受ける。警察も今までのように、タイヤを一発でパンクさせたりはできなくなっている。

 

ミッションの難易度を下げるには、雇う人数を増やしても良いし、強力な武器で一掃しても良い。作戦次第では全ての武器や投げ物、ガスなどが強力になっているので簡単に攻略できてしまうかもしれない。

 

 

⑶手配度システムが大幅改善

GTA5では警察に視界が付いたものの、超能力的な力で主人公を見つけに来ることと、一度見つかってしまうと即座に位置を特定して地の果てまで追いかけてくる少しアホなAIだった。

今作では武器の消音効果や人の視界というものがしっかりとシミュレートされており、警察も誰かが通報して場所と人相を伝えるまでに殺してしまえば完全犯罪が可能だ。具体的には、GTA4の捜査網システムとGTA5の個々に視界があるシステムが混合しており、警察は現場に残された部品や目撃情報から主人公の位置を特定していく。

 

 

⑷攻略の自由度向上、破壊表現の大幅向上

今作ではミッションが「〇〇を殺せ」など曖昧なことが多い。完全にフルステルスで片付けられるミッションや、上空から攻めるも下から攻めるも自分次第だ。ただし、攻略の仕方によっては報酬が下がったり、貰えるボーナスが変わる。

ボーナスというのは、一つのミッションクリアで限定の武器スキンや限定の装備、家に飾れる家具などが手に入る。ミッションの結末もボーナスと言えるかもしれない。

 

今作はカバーリングできる場所ほぼ全てが崩すことが出来る、室内に置いても壁を破壊して壁抜きをしたり、ブロック塀や勿論車なども銃弾の口径によって受ける影響を変えていく。単なる撃ち合いすらも映画顔負けのダイナミックな表現。

さらにはドローンの登場で空からの攻撃や、敵の偵察なんかもできてしまう。

 

 

 

⑸タクシーミッション復活、デリバリーのバイトなどなど

今作ではミニゲームの量が大きく増えている。それらは街を歩いているとごく自然に頼まれることもあるし、ネットから応募して任意で始めることもできる。

暗殺ミッションもGTA5ほどのストーリー性はないが、30ほど用意。ロードレースなんかも各地で開催されており、歩いているだけでバイスシティとリオは魅力がいっぱいなことに気づく。今作はゲーム中暗転することがなく、ムービー→アクティビティ→フリーラン→ムービーのように、リアルタイムで全てをロードしている。

 

 

 

⑹ゲーム性を壊さない程度のRPG要素

今作ではメインの2人のみRPG要素が色濃く復活している。今作は基本的に個々のステータスがゆっくり伸びていくが、基本的に成長を促進させる要素が強い。

レベルがMAXになっても、定期的に行動をしないと下がることもある。

 

最大HP:食事を摂ることで成長を促す。全く食事を取らないと減っていく。

最大SP:上に同じ、お酒やコーヒーなどの飲み物が効果的

集中力:睡眠することでつく、銃の標準が定まったり、特殊能力ゲージが溜まりやすい。

魅力:雇える味方の数や強さや価格の値引き交渉に直結する。服装やシャワーを浴びた数で決まる。

フットワーク:レベルが上がるごとにアクションが増える。ストーリーをしていれば基本的に全て習得できる。匍匐前進や屋根への飛び移り、高所から落下してもバランスを取れたりと増やしておいて損のないステータス。

 

 

 

・意味のある施設や建物が数多く登場 

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写真はWATCH DOGS

今作では入ることのできる店舗が過去最高に多い。それらはコピペも多いが、広いだけでなく内部まで作り込まれているのは嬉しい。ほぼ全ての建物が抜けて通れる為、警察を撒く時にも使えるし、オンラインの集合場所にする人もいるかもしれない。

 

バーガーショット: GTA4以来の登場、デートとしても使えるし、食事を取れる。デリバリーをお願いされることも。

クラッキンベル:上と同じ。デリバリーあり。

レストラン:同じ

露店:同じ デートは不可

服屋: 過去作同様ポンソンビースやビンコなどが登場、メインの二人以外は服装は固定

喫茶店:ゲーム内の時間を早送りできる

フィットネスジム:フットワークを任意であげることが出来る。ボクシングやテニスでミニゲームを遊ぶこともできる。

ダンスクラブ:ダンスのミニゲームで遊べる。デートにも最適。

バー:お酒が飲める。デート可。店によってはビリヤードやダーツが楽しめかも。

ストリップクラブ: 今作でも健在。ショーを楽しみながらお酒も飲める。

雑貨屋: 家具を買うことができる。ソファやギターなどがおいてある。

ディーラー: 今作では架空のメーカーのいくつかはディーラーを持っている。盗難可。

警察署: 警察に逮捕された時にたどり着く。中での武器の所持は禁じられている。

病院:大怪我をした後にリスポンする場所。中は広く迷路のよう。

ショッピングモール:複合施設。上記の施設が一同に入っている。

映画館:映画を見ることが出来る。デートも使える。

 

 

他にもミッションで訪れる美術館や水族館、サッカースタジアムやオフィスビルなどはいつでも入ることができる上に、オンラインミッションなどで再訪したり、対戦マップになったりする。過去作以上に作り込まれた内部の景観も重要だ。

 

 

 

 

 

・逆にGTAVから減ったもの

やはり限られたリソースの分配が大切なゲーム開発。今作はマップの広さはそのままに、内部まで作り込まれた車や建物が増えている。ミニゲームやランダムミッションも激増している。では何が減ったのか?

 

動物:猫や犬、そして小動物であるネズミや蛇、鳥くらいに減った。GTAVのように牛や鹿は干渉できないし出てこない。

 

車のカスタム:前作ではエンジンレベルで色々増やせたが、今作ではエアロパーツの有無とカラーリングに留まった。

 

武器数:一つ一つのカスタマイズが豊富になり、スキンが増えた反面種類は減った。

 

車種:建設現場用の車や船の数が減った。スキンが増えたので全体のパターン数が増えている。

 

水中の描写:前作では綺麗な珊瑚礁や海の魚を潜って見ることができたが、今作では一部のエリアでしか潜ることができない。

 

声を掛ける:前作では全ての人に話しかけられたが、予め決めらた場所でしか話しかけられない

 

:ノースヤンクトンで雪が降ったが、今作では雪は降らないので長袖を着る必要もない。

 

 

 

 

 

 

最大の壁はGTAオンライン2

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最大100人の大型MMOが始まる

GTAオンラインは大成功と言っていい。世界的タイトルであるGTAでも未だなおGTA5が売れているのは定期的な大型アップデートで素敵なオンラインゲームとなったGTAオンラインの恩恵が大きいだろう。彼らをGTA6で次のステップに完全移行できればGTA6も大成功と言えるだろう。

 

GTAオンライン2も初代と同様、GTA6を買えば全員が遊ぶことができるオンラインシステムを採用。さらにはオンラインとオフラインを隔たりがないように、主人公のカーソンやリタが連絡先から電話をかけると自然にオンラインの世界でのキャラクターに切り替わる仕組みをとっている。嬉しいことに今作では、カーラインナップや武器なども、オンラインで買った服や武器はオフラインのキャラクターも使うことが出来るようになっている。

PVPやPVEが最初から導入されており、仲間と協力して新しい舞台で賞金稼ぎの毎日が始まる。リオでは最大100人、バイスでは最大32人のオンライン接続で今まで以上に盛り上がる。バトロワなどにも期待できそうだ。

 

懸念される点はやはり基本無料というのが最大の良い点にして最大の欠点。どうしても乗り物や武器の追加に留まってしまい、それもインフレして段々と世界観を崩してしまっていた。月額制のMMOに比べると大規模なイベントや追加マップ、追加ストーリーは劣ってしまう。少額の月額制にも期待して良いかもしれない。
 

 

 

 

 

 

みんなが待っている。早くしてくれ!! 

 ここまでつらつらと書いてみましたが、GTAシリーズはやはり愛されていると思います。

私はかなりのロックスターファンですが、彼らの作るゲームはグラフィック含めてオープンワールドの親分と言ってもおかしくないクオリティを見せつけてきます。きっと次回作も我々を驚かせてくれることは間違いないと思いますが、2019年になった今、当時大学生だった人は立派な社会人です。

 

ロックスター的には細く永く続けるつもりなのかもしれませんが、GTAVのオンラインの状態を見れば分かる通り最初やっていた人がびっくりするほどに世界観が変わってしまっています。とにかく発表だけでも良いのでしてくれませんかね…?

 

 

噂では次世代機との縦マルチになる予定で、早くて来年、無難なのは再来年の発売だそうです。

www.youtube.com

この時の衝撃を超えるトレーラーに期待!! 

 

 

 

 

おい学生‼ 本を読め‼ いやならブログでもいい‼ 興味がないではなく知らない分野を探せ

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https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html

これは大学生に向けた意識調査のアンケート結果である。過半数が読書の時間が0時間となっている。

 

なんじゃこりゃ⁉

 

「最近の子は本を読まない」なんて、よく言われる。「これはスマホのいじりすぎだ‼」 と唱える大人がいる。

違う。スマホも確かに一因は占めている。例えば、流行のタピオカや観光地で写真を撮ってInstagramやTwitterにアップして ”いいね” が欲しくて働く。これは平成後期以前の大学生にはないお金の使い方だし、スマホが時間を割いている理由になる。

www.nodanoda.net

 

でも違う。大学生、および高校生が読書をしないのは2点だ。

欲しいものの傾向が高価なものになっている。ということ、そして読まないのではなく必要としていない。という2点に限る。

日本という国のブランド志向は最近の中高大学生にも大きく刺さっている。さらにインターネットの登場で地方の学生もお店に行かずに、手が出せてしまうのだ。

高い服、高い鞄、高い時計、フルサイズのカメラ、海外旅行、、、、親の脛をかじれる学生ならばよいが、バイトで稼ごうとするならば日給一万でも10日働かないと買えないものを平気で持っていたりするわけだ。誰かひとりが持てば羨望の眼差しが飛び交い、それがSNSを主軸に拡散され、欲望が平均化されていく。

ひと昔の大学生もその傾向はあったかもしれないが、それらは一部の狭いコミュニティにおいて発生したものに過ぎない。学生の親世代が学生だったころと比べれば、今の物価は非常に高いし、これからも上がることが予想される。学生は時間があるように見えて、その有限な暇を稼ぐ時間に割き、稼いだ収入で暇をつぶしているのだ。遊びも一筋縄ではないことが見て取れる。

 

二つ目の必要としていないのは、単に需要の問題だ。読むのがめんどくさいとか、そこにお金を使いたくないとかそういうことではない。大多数のスピード感が求められる傾向において、小説はネット小説やハッキリ見える漫画に関心を割かれ、実用書はYoutubeを見れば賢い人たちの話や対策が違法アップロードされていたり、公式で載っていたりする。自己啓発や心配事の解決は本ではなく、サーチバーに悩みを入れてスッキリしてしまうのだ。

新聞が売れずにスマートニュースがみられるようになり、ジャンプの発行部数が伸び悩んだり、本を大学生が読まないのは、深く狭くではなく、広く浅く安くという3大若年層欲求が働き続けているからだ。(もちろんすべての学生がそうとはいえないが)

 

目次

 

 

 

 

なぜ大人は本を推すのか

そもそもこの記事を中高大学生が読むかどうかも怪しいが、私はこの広いネットの世界で、この疑問に叫びながら回答していきたい。

本は端的に行って ”経験” になるし、それはある時には ”体験” になっていることもある。それぞれ人間に与えられた一日24時間という時間の中で、本というものは非常に濃密な情報を短時間で得ることができる。それらは見た瞬間に”知識”だけで終わってしまうInstagramのストーリーやネットのニュース記事と同じだ。

ある事件がどこどこで起こった、という情報が知ることができれば既に満足なのでフリックして次のニュースを見る。本や新聞ではそれらに加えて、「なぜ起こったのか?」や「今までの判例や容疑者の傾向」などなど掘り下げて書かれている。そして何より箇条書き的に書かれるよりも、一連の流れとして脳に入ってきやすいのだ。

それらは経験となって、ほかの場所でも生きてくる。何か解決しなきゃいけない問題があったときや、想像力を問われる場において、本を書くような頭の良い人の思考回路をなぞることができてしまうのだ。

ハッキリ言えば文系の大学講義は本読んだほうが良いとホリエモンが言いました。文系大学の講義を聞けば、いわんとすることはわかると思います。それは時に15×90分の講義が200ページの本で得られる経験と一緒だったりするわけです。

あらら非効率的だね

そういうことです。本を押し薦める人は本で得られる情報の質の良さ、そして賢人の思考回路を知ることができるからです。最近でも後者の方の需要は学生にもあると思っていて、いわゆる「堀江貴文」「落合陽一」「ひろゆき」「西野亮廣」などは若者にも人気があります。消極的とも言われている学生世代も一定数は、向上心や野望みたいなものがあるのかもしれませんね。

 

私の中では、上記に挙げた2つは最もですか、本を読む最大のポイントは、興味の視野が広がる ということが大きいと思います。興味のある分野(例えば心理学とか日本史とか)の本、または雑誌を読めば興味ある分野の情報が増えて新しい視点が手に入ります。もっと強いのは、興味がないと思っていた分野やよく知らない世界を本を通すことで大きく開けていくのです。

100聞は1見にしかず?   あなたの周りの人間が本屋の本棚より多様ならば結構です。でもそんなことってありますか? 

 

下に挙げた本は、どれもジャンルは違えど、読めば興味がないと思っていた分野を魅力的に感じたり、意外な面を見ることができたり、シンプルに自分の思考が多様化します。気になったら手にとって見てください。多分図書館に全部あります。

 

映画監督への道: 40人が語る監督になるための発想と技法

映画監督への道: 40人が語る監督になるための発想と技法

 

 

サラリーマン2.0 週末だけで世界一周

サラリーマン2.0 週末だけで世界一周

 

 

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

 

 

セックスボランティア (新潮文庫)

セックスボランティア (新潮文庫)

 

 




 

 

別に本じゃなくなって良い

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ここまでなぜ本を推すのか? について書きましたが、別に本に固執する必要はありません。ただ一つ弱点としては

インターネットではどうしても”見たいものだけを見る”という特性が強いので偏りがちになります。

テレビは”誰にでも理解できる”という大前提のもと作られていることが多いので、深い話を仕掛ける前に次の話題に行ってしまいがちです。

 

自分の興味関心や知見が広がるのであれば、それこそはてなブログやNOTE、AbemaTVなんかでも手に入れることもできます。ただ、書き手や造り手の技量に委ねられてしまうので当たりを引ける数は本の方が高いということだけ言い切ります。

ここでいう"当たり"というのは、消費した時間に対してえられる経験値の量の事です、

 

あなたが知らないだけで、もし知っていれば人生が豊かになるかもしれない情報がインターネットの海の中にはあるのです。NOTEやブログのような一般人が書いたものでも、自分の視野の外側を見つけるには、逆に入りやすかったりします。

例えば最近だと

 

note.mu

 

これを読んで、カメラを買って一年前とは全く違う生活をしている人を私は知っています。この方のNOTEは非常に長いですが、写真という特性もあってみていて飽きませんし、何より文章力が優れているのでカメラへの愛にストーリー性があります。

インターネットではこういった文章が無料で読めたり、共有できる強みはある者の、こういった優れた投稿者に出会うのは非常に難しいですし、どうしても視野の外側のことは、そもそもサーチバーに入れて検索しません。

 

友達や恋人が、自分の知らない世界の話、例えば ”ブラックミュージックの奥深さ” について語ったり ”自転車のツーリングが楽しい” とか ”どのプリが一番盛れるか” でもよいです。自分知らない世界のことについて話してくれることがあるかもしれません。そういったときに、会話の中で得られた知らない視野にブログや本で見る同じようなことを別の角度から照らしている人を見つけてしまうと、自分の中で「面白い」となるのを感じると思います。

そういった面白い話を、今度は別の人に話していきましょう。そうすることで、近い人間の世間話だけで終わっていた会話が、とたんに開けた知の共有スペースに代わることすらあるかもしれません。知らないことや決めつけで触れないことは非常に損です。

もしかしたら今じゃないとできないことや、後でそれを知ったときに今やっておくべきだったと後悔するかもしれません。情報はお金になりますし、人生を豊かにします。

 

広い視野を手に入れましょう。図書館は様々な人間の人生でいっぱいなのです。

 

 

 

 

本をよく読む人は話が面白く建設的

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ここでいう面白いは腹を抱えて笑う面白いではなくて、話がほかの人と違うアプローチをしていて興味深いということです。もっと端的にいうと個性的です。

先ほど挙げたデータのもとである大学生の中でも本を読むのが好きな人はいます。

例えば恋愛小説ならではの言い回しを好む人がいます。

「星の王子様」などの世界の代表作を網羅しようとする人がいます。

論文を読むのが好きで、自分の所属する分野の論文を毎日読んでいる人がいます。

 

本を読んでいる人は、どこか話が面白いですし、筋道を立てて話すので非常に分かりやすいです。別に実用書でなくとも、小説でも小説でしか得られない体験もあります。

小説を嫌う人間は、日本語独特の面白さに出会えていない人でしょう。あなたの見た光景一つとっても、行動一つとっても、それらをどのように解釈して、どのような文字で、またどのような順序で文字として伝えるかは百花繚乱です。

官能小説なんかは特異的にで、上手な作者ですと、言い回しのセンスが光り続けていて非常に面白いです。

 

そんな ”言葉遊び” みたいな面も含めて、本を読むことの楽しさを知らないのは勿体ないという人はエゴなんでしょうが、私もその一人なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ドラクエ12にFF7R…今のスクエニに将来性を感じない理由

まず最初に一言入れておくと、FF7のリメイクは6月に発表され、来年発売で縦マルチは硬いと思っています。もちろんこれはFF7Rの壮大な第1章に過ぎず、FF7R-2など分作になることが野村氏から明言されています。

www.youtube.com

 

キングダムハーツ3の発売が間近に迫っている今、多くのユーザーは
スクウェア・エニックスの次なる大作、すなわちFF7Rに目を向けている。

今作は2015年に発表されて以来、ほとんど何の続報も公開されていないが
しかし来年はこの状況にも変化が起き、次々に情報が発表される予兆があるようだ。
それというのも野村哲也氏と北瀬佳範氏が来年のスクウェア・エニックスは
FF7Rの年にしたいと述べているのである。

まず野村氏は「来年のキーワードは”7″ですね」と語ると
「様々な発表が行われると思います」と説明。
これに合わせるように
北瀬氏も「FF7Rの開発は非常に順調に進んでいます。ファンの期待に応えられるようにしたいですね」
と話していた。

野村氏は以前にもキングダムハーツ3の発売後はFF7Rに集中すると発言していれば
スクウェア・エニックスもかつて「リメイクについては様々な形で成果が表れるように動いている」と
今後の展望について話していた。
これらの物事を考慮すると、今回の彼らの発言は開発が円滑に進むのならば
来年はFF7Rの発売日の発表する用意があると解釈する事も可能であろう。

 

 

gamingbolt.com

 

衝撃的なトレーラーの発表から4年、ようやく発売日が決定したようで、ファンの中では発表を喜ぶ声が大勢いる反面、「ずっと思い出になって欲しかった」と皮肉を言う人もいるようです。

私も正直、今のスクエアエニックスにそこまでの信頼がありません。それは発売されるタイトルもそうですし、売り方、内容、キャンペーンの質を取っても国内の大手ゲームメーカーとは言い難いです。社長の松田氏は去年の末に2018年の不調についてこう語った。

18年について言えば、お客様に今までのゲームとは「何か違う」体験を提供できなかったことが問題でした。他の作品とは違う“Something Else”がないと、手に取ってもらえない。それは、スマホだけでなく、家庭用ゲームでも同じことです。

 お客様にはたくさんの選択肢があり、その中から選んでもらわなければなりません。最初に手に取ってもらえる魅力を備え、その後も継続的に遊んでもらえるような準備を整えておかないといけない。18年にリリースしたスマホタイトルは、それが十分に準備できていなかったのではないかと考えています。

 ゲーム作りでは“Something Else”を突き詰めることにこだわり、二番煎じ(フォロワー)であってはいけないと考えています。また、スマホタイトルは日本国内だけで採算が成立すればいいという発想ではもうダメですね。グローバル市場を対象にしたタイトルに開発リソースを投入して、圧倒的な内容で勝負しなければ、スマホ事業は厳しいと思います。

 

trend.nikkeibp.co.jp

 

Something Elseとか言っていますが、先日発売されたLEFT ALIVEは別の意味でSomething Elseでしたけどねぇ…

端的に言うと大型タイトルでは単純な開発力不足、スマホゲーでは数を打ち過ぎて自社タイトルでユーザーを分散させている印象。細く狭くではなく、技量もないのに幅広くやったことで個々のコンテンツが他社より圧倒的に見劣りしていると言うのが現状だと私は思っています。

LEFT ALIVE(レフト アライヴ) - PS4

LEFT ALIVE(レフト アライヴ) - PS4

 

 

目次

 

 

 

 

おかげでFF7Rは失敗の可能性すらある

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野村哲也は非常に優秀なデザイナーだと思う。この人の捉えるファンタジーは純粋な王道ファンタジーという雰囲気よりはクールでダークな印象をもたらす。ライトニングや、クラウド、ソラやハートレスなどの優れたデザインはこの人だからこそだと思う。

ただディレクターとしては普通だ。キングダムハーツは非常に面白く今ではスクエニの三本柱の一つになっているが、ストーリーのまとめ方や展開はパッションで乗り切れてしまうこともあるし、開発の進行も遅い(チームの数が少ないのなら仕方ないが)

 

スクエニは中国や欧米のゲームメーカーのような開発力がないにも関わらず、そこと張り合おうと頑張って自社製エンジンを作って自滅したり、グラフィックにこだわり過ぎて自由度を失って見せたりと、段階的に自社のノウハウをつけようとせずに突然4段上を目指そうとする。コナミの旧小島プロダクションのように優秀なメンバーに囲まれればクオリティを維持できるが今のスクエニはそれができていない。

FF7Rの開発が遅れている理由として、いくつか情報が落ちている。

 

  • ディレクターである野村氏がKH3の開発でFF7Rに時間を割けない
  • ターン制ではなくアクションなので開発が難航
  • オリジナル版をそのままリメイクするのではなく追加要素があるから
  • 原作の雰囲気を崩さないように再調整を繰り返しているから

 

アンリアルエンジン4 という開発しやすい環境にあるにも関わらず、今もなお発売日が発表できていないのは、2015年時点では開発が決定しただけでまだ全く作っていなかったんだなぁ…というのが透けて見えますね。

結局昨日の発表だって、告知の告知をしたわけです。彼らの発表は確かにサプライズを呼びます。リークされるどころかまだ手にかけてもいないゲームのトレーラーをドヤ顔で発表するんですからね

 

 

 

 

 

ゲームのアイデアが古い、やり方も古い

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この一言に尽きます。

 

ドラゴンクエストはいつまでたっても棒立ちです。これはファンの自分から見たら嬉しい部分でもありますが、スクエニ自らが「海外での販売も視野に入れないと黒字化は難しい」と言っています。

ほならなんで、ターン制にすんねや!! という私の叫び、矛盾点が生じています。いつまでファミコンの殿様販売を続けていれば気が済むのでしょうかね? ファンが求めているのは今までどおりのドラクエもあるとは思いますが、ドラクエの新作が出ることが何より嬉しいのです。長く続かない方向へドラクエは向かっているのかもしれません。

 

FFやKHは最新作が、すごい速さで値崩れしましたね。それも何年かぶりのナンバリングタイトルで意気揚々と告知をして値崩れしました。KHでいうなら1.5+2.5のHD版のが高いくらいです。

お互いに言えるのは、広告費用が海外のAAA級と比べると詐欺レベルで酷いということと、完成度が90%の状態で完成ということにしようとするところです。結果的に在庫を抱え、発売日に買ったユーザーもすぐに手放してしまうのです。

最近のゲームはもっと極上の体験を与えないといけません。単に完全オフラインでストーリーを引いて、その上を走るゲームの時代は終わりを告げました。本当に続けたくなるやりこみ要素、隠しストーリー、オンラインによるエンドコンテンツの開始などなど、海外はそこまで力を入れていますよ。カプコンのバイオRE2なんかはその辺が綺麗にできていましたし、スクエニ自社でもニーアオートマタは周回プレイ必須で真実を知るべくプレイヤーはやりこみ続けました。

 

過去できていたことが全くできなくなっている。

 

というのが一番手痛いのです。確かにレフトアライブとFF11では予算持ちがければ開発チームも違うと思いますが、全体を束ねる人間の能力が単純に低い気がします。いくら良い演奏家や楽器を集めても指揮者が指揮棒を振れないと、スクエニの今みたいな雰囲気になります。

FF7Rではどのように売ってくるのか気になるところですが、分作にする以上は凄まじいクオリティで用意する必要があります。ミッドガル完全オープンワールドくらいの衝撃を起こさないと、海外のタイトルに太刀打ちできなくなりますよ。

 

 

 

 

過去の貯金を食いつぶすだけでよいのだろうか

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FFXが何度HDリマスターとして出ただろうか

最近のスクエニはお得意のHD完全版リマスターを出すことが多いです。それも結構な価格で用意しします。

もちろん、過去の名作を現代のゲーム機でも遜色ないグラフィックで遊べるのはうれしいですが、私としては世界を驚かせるような新作をバンバン出していってほしいです。

キングダムハーツの発売CMは衝撃的でしたし、最高にかっこよかったです。

オクトパストラベラーやブレイブリーデフォルトも頑張っていたのは分かります。実際触ったらおもしろかったし新鮮でした。でも海外のタイトルと戦うには辛いんです。いつまで、ファミコン時代のつもりなんですか?海外RPGであるウィッチャー3やスカイリムを見れば、現代RPGはアクションが主軸であることが分かりますよね?

もしも、ニーアがターン性バトルだったら、プラチナゲームズも作りませんし、これほどまで売れなかったと思います。FF7Rをアクションにしてきたのは英断ですが、FF15を見るにスクエニのアクションのノウハウはまだまだ発展途上です。

 

まさにFFXの発売していた2000年前後、スクエアは間違いなく世界のトップゲームメーカーでした。想像を超える技術力のオープニングムービー、ゲーム内のグラフィックと次々を新鮮なゲームシステムを提案していましたし、外国企業の追随を許さないイケてる企業でした。あの頃の栄光が今ではありません。

世界最大の老舗RPG屋として、これから右肩上がりで成長していくことを祈ります。カプコンやフロムソフトウェアを見習ってください。日本企業でも世界と対等に戦えるんです。

散々文句を言いましたが、私はドラクエやニーアシリーズが大好きですし、新作が出るたびに買ってしまうほどです。ですが、最近の様子を見ると非常に悲しくなってしまったので記事にしました。FF7Rの成功を祈っています。

 

ムービーの構成とか、ファンタジーの種類は世界一なんだけどね…

www.youtube.com

 

 

www.jp.square-enix.com

「天気の子」を見る前に、新海誠の最高傑作「秒速五センチメートル」を君は見たか?

※ネタバレなんて面白くないことはしたくないので、見たことない人でも安心して読めるように書きました。

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「君の名は」の大ヒットから早3年が過ぎ、今年の夏には新海誠監督の最新作「天気の子」の上映も決定している。同監督らしく、背景の描写がすさまじく綺麗で設定も若干のファンタジーを含めていることから「君の名は」同様の大衆受けしやすい設定を持ってきたのかもしれない。

www.tenkinoko.com

 

 

 

目次です

 

 

 

 

 

秒速五センチメートルとは?

『秒速5センチメートル』(びょうそく5センチメートル)は、日本新海誠による2007年アニメーション映画。配給はコミックス・ウェーブ。『雲のむこう、約束の場所』に続く、新海誠の第3作目の劇場公開作品にあたる。

題意は「花びらが舞い落ちる速度」。新海が監督・原作・脚本・絵コンテ、および演出までを手掛けた劇場作品で、惹かれ合っていた男女の時間距離による変化を「桜花抄」、「コスモナウト」、ならびに「秒速5センチメートル」という短編3話の連作構成で描く。全63分。

アジアパシフィック映画祭最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞した。

キャッチコピーは、どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。

 

ja.wikipedia.org

本作の大きな特徴として、新海誠らしくないSF要素やファンタジー要素が一切ないという点、そして同監督の作品の中でも作品全体が物悲しいという点だ。「君の名は」を見た人からすれば、雰囲気が120°くらい違うので、ビックリする方も多いかもしれない。

しかし、新海誠監督が一人で手掛けて最初に世に送り出した「ほしのこえ」は、宇宙に行った少女と地球に残った少年の遠距離恋愛を描いている。そして作品全体もどこか悲しげで、でも繊細な硝子みたいな美しさを放っている。気になる方はチェックしてみてほしい。

ほしのこえ

ほしのこえ

  • 新海誠
  • アニメ
  • ¥200
 

 

 

 

この方の手掛ける作品において「恋愛の距離」というのは大きなキーだ。それに関してはどの作品も共通して言える。この監督は約1時間にわたってSF、ファンタジーありきで様々な形の男女の恋愛を描き続けている。しかも、それは作品全体のメッセージの副次的な要素ではなく恋愛を主軸に物語は展開していく。100%。

監督の作品でも珍しく、「秒速五センチメートル」と、その後に出た「言の葉の庭」という作品だけは、描かれる世界全体は非常にミクロ的で、特段のSFやファンタジー要素も存在しない異色の作品となっている。

 

 

 

 

 

 

ここが美しい秒速五センチメートル

 

①作品全体がオムニバス形式でテンポが良い

この作品では桜花抄、コスモナウト、秒速五センチメートルという3つの話に分けられている。1時間という映画の中では短い時間の中でさらに3つに分けたことにより、場面の転換、時間の変化をつかみやすく全体はテンポよく進んでいく。

それぞれの話でテーマや舞台の雰囲気が大きく様変わりしており、個々の話の中でも恐ろしい速さで時間は過ぎていく。題名になっている秒速五センチメートルという桜の花びらの速度とは打って変わって、作品全体で”季節感”を感じられるほどに早い。

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話は区切られているものの、一気に見ることを強くお勧めする。映画自体が1時間と短めであるし、間が空いてしまうと後半のイメージが変わってしまう可能性があるからだ。それに、一度見始めてしまうとあなたは視聴をやめることができなくなるはずだ。

もし、視聴をやめるならその時は憂鬱すぎて見られなくなってしまった時かもしれない。

 

 

 

②非常に詩的、言葉選びは同監督トップクラス

個人的にこの作品を初めて見たときに一番心に刺さった理由はこれかもしれません。

秒速五センチメートルがほかの作品と圧倒的に違うのは、主人公が語る心理状態や出来事の説明一つ一つが、心にズカズカ刺さってくるというところだ。

 

ただ生活しているだけで悲しみはそこかしこに降り積もるものであります。
洗面所の歯ブラシにも携帯電話の履歴にも通勤電車の場所にも、、、、

 

 このような語りが全編にわたって入ってきます。まるで小説でも読んでいるかのような比喩や擬人法が多く用いられており、それが美しい背景と相まって得も言われぬ一枚絵を次々と視聴者に叩きつけてきます。苦しいと言う気持ちも、幸せという気持ちも、回りくどい比喩表現なのに驚くほどダイレクトに心に残るのです。

アニメ映画のほとんどの主人公語りは状況の説明や時間の変化にとどまっていることが多いが、この作品では人生全体の普遍的な ”やるせなさ”や”愛” みたいなものを分解して新海流に再結合している。

 

 

 

③狭いのにダイナミック

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今作も空は美しく高く大きい

 今作では大きな飛行機に乗ったり、宇宙に行ったり、靴磨きの少年でもありません。どこにでもいる普通のステータスの少年と少女の小さな小さな物語です。

だからこそ普遍的に心に残りやすいのです。主人公の行動に一部感情移入できない人もいると思いますが、どこか自分と重ねてしまう部分もある。そんな話です。

今作では様々な舞台ともに時間が過ぎていきます。主人公は年をとり、人々は成長していきます。わずか1時間の中でこれほどまで時間が過ぎていくのが長く、そして短く感じたことがあるだろうか?

作中では桜が舞い、雪が積もり、暑い夏の海が映り、また季節が秋めいていく…と言う季節のサイクルや状況の転換が苦しいほど残酷に時間の経過をこちら側に感じさせてくるのです。それぞれの背景が鳥瞰で描かれることがあり、ダイナミックな背景とそこに放り込まれた二人の男女と言うコントラストが印象的でした。 

 

 

 

 

 

 

確かに明るくないけどぜひ見て欲しい邦画アニメ映画の傑作 

確かに「君の名は」と比べると笑うシーンは無いに等しいです。ユーモアのあるセリフもほぼありません。しかし、作品全体に流れる雰囲気は他の新海誠作品のみならず、他のアニメ映画にも無い独特なものです。

山崎まさよしさんの『One more time,One more chance』がテーマ曲となっていますが、この曲のMVという皮肉が言われているほど非常にマッチしています。また作中でも同曲のアレンジがいくつも挿入されており、センチメンタルな気持ちにさせますね。

 個人的に洋画を見ることが多い中で、ここまで人にオススメできる邦画はこれだけです。是非是非ご視聴ください。

 

 

 

秒速5センチメートル

秒速5センチメートル

  • 新海誠
  • アニメ
  • ¥2000
  

 

 

 

 

電子決済戦国時代‼ どれが勝つかじゃなくて、全部使うのが最強説

元号をまたいだことでかつてない大型連休になりましたGW、日本全国でイベントや旅行先でも活躍すること間違いなしの「電子決済」「QR決済」。

今、まさにこれらがそれぞれのシェアをかけて大戦国時代に突入しています。消費者視点からは乱立しすぎてどこから手を出せばよいのやら…となっている人も多いと思います。

今回はそんなQR決済の違いとお得なポイント、そして最終的にはすべて適度に使うということが一番良いと思う理由について述べます。

 

 

 

 

 

戦いの幕開けは去年の年末PayPayから

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約一週間でキャンペーンが終了するほどの盛況を見せた

去年の年末に電撃的に登場したPAYPAYがいま最も知名度の高いQR決済だと思っています。現在もキャッシュバックに最大1000円という制限付きで20%戻ってくるキャンペーンはやっていますし、ファミマ、ローソン、松屋などの大手チェーンを押さえているのは非常に使い勝手が良いです。

さらにさらに、ヤフーカードの利用者に限り、6月以降も3%のキャッシュバックと、20回に一度の確率で全額キャッシュバックもやるそうです。

今、最も勢いがあって積極的にキャンペーンをしているイメージのあるのはペイペイです。しかしながら、大元の会社がヤフーなのでYahooカードとソフトバンクユーザーが優遇されがちなことは事実。そして、クレジットカード流出の疑いなどもあり個人的に信頼はあまりおけてないです。

paypay.ne.jp

 

 

 

 

 

2019年に追い上げる二大巨頭はこいつらだ

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まずはLINEペイから。androidユーザーならばアップデートが優遇されているので使ってみると良いかもしれません。決済方法もQRを見せなくともかざして支払うことができたり、ゲオ、ビッグエコー、カラオケ広場といった娯楽施設の支払いにも対応していたりと、利用可能な店舗はペイペイより広いイメージ。

毎月月末に「Payトク」というキャンペーンをやったり、定期的に数百円があたるおみくじ機能や、LINE特有の店舗と友達になりLINEペイを使うことでもっともっとお得なサービスと顧客サイクルを実現できる可能性を秘めています。さらにはゾゾタウンなどのオンライン決済にも対応。

利用可能な店舗をヘビーユーズする方にはぜひぜひ入っておいて損はないです。

line.me

 

 

 

 

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ダークホースorigamiペイ

単純なお得さでいったら恐らく最強のQR決済。ここの定期的に配られるクーポンが非常に優良です。

例えば、特定のお店で最初のお支払いが半額になっちゃうキャンペーンや、後付けポイントゲットではなくて、その場で10%引きにしてくれるクーポンなどなど。ほかのQR決済と比べると上限金額を加味してもお得すぎるのがorigamiペイです。

ちなみに国内でかなり早くQR決済を始めたのはココです。加盟店も多いですが、楽天Edyなどと比べるとまだすくない印象。

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去年注目を集めた吉野家の毎回190円オフなどで知った人も多いと思う。origamiペイは日常使いで使いそうなお店のクーポンが多いのも素晴らしい点だ。

https://origami.com

 

 

 

 

 

今年五月に爆誕「ゆうちょペイ」

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ゆうちょという未成年でも持てる口座とリンクさせて使うことのできるサービス。これが地味に凄くて、クレジットカードのような審査もいりませんし誰でも作ることのできる敷居の広さがウリの一つです。

他にも、東急電鉄の券売機で現金の引き落としができたり電鉄ユーザーは便利かもしれません。ただクレカ登録ができなかったり、基本的にポイントバックなどもない特殊な決済サービスとなっています。とりあえず先着100万名様に配られる500円だけでも貰っておく価値はあります。

www.jp-bank.japanpost.jp

 

 

 

 

 

別に一つじゃなくても良いじゃない

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ここでは紹介しませんでしたが楽天ユーザー御用達の楽天ペイとかも結構便利だったりします。これらを別に一つに絞る必要はありません。クレジットカードのように年会費もかかりませんし、失うものはスマホの容量くらいです。

今後も各社生き残りをかけて、お得なキャンペーンやクーポン、還元率の上昇などが期待できます。あなたの普段の生活サイクルにQR決済を加えるだけで非常にお得に過ごせるかもしれません。ぜひぜひ、利用する店舗に見合ったサービスを選んでみてください。

”やりたいこと”が見つからないモラトリアム人間へ

最近、特に20代や大学進学する高校生に多いのは「何かしなくてはいけない」と心のどこかで思っているのに、自分のやりたいことがわからないor迷っている人間が非常に多いと周りや世間をみていて思う。

 

非常に面白いことに、何も考えていなさそうなパリピ集団や、毎日自堕落な生活をしているだらだら系学生すらも「何を自分がしたいのか」を考えている。人はお酒が入ったり、一人の時間になったりするとそういった哲学的な「自分の生きている理由」みたいなものを見つけたくなるものなのかもしれない。

今日はホモサピエンスらしく、じぶんのやりたいことを見つけてみよう。

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自分の今まで夢中になったものTOP3を書こう

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真っ白な自由帳に、今までの君の「夢中」を書き殴ってほしい。時間を忘れるほど夢中になったことや、昔は好きだったけど愛が覚めてしまったものでも良い。

とにかく生まれて今に至るまで一番好きで費やした時間の多いものを3つ挙げてほしいのだ。

それは別に「恋愛」でも良いし、「YouTube」でも良いし、「ゲーム」や「サッカー」なんて人も多いだろう。君が夢中になったのには理由がある。「夢中」になると、必然的にかける時間も増えるし、スキルアップに関して億劫にならない。そして、その後に3つ全てにおいて共通点があれば見つけてほしい。別になかったとしても、まずはこのTOP3から手を出してみるのも良いかもしれない。実際、それぞれの現場の上層部はその事柄が”好き”な人で溢れている(ファッションや広告代理店…)

自分と同じ「夢中」な人間が多いコミュニティーに入ることで、新しい発見やコネクションが生まれていく。etc イベント・コンテスト・インカレ・Twitter…

 

もしも夢中が3つも出てこない場合、あなたはより多様な世界に触れる必要があります。人は知ったものや体験したものから夢中になります。いろんな人と関わってみてください。新しい価値観や新しい体験、そこからあなたが夢中になる可能性があるのです。「興味がない」と思っている分野をあなたはどれくらい知っていますか? 知りもしないのに可能性を潰してしまうのは勿体無いです。様々な分野にトライしてみてください。ここを怠ってしまう人は夢中なものが見つからない味気ない人生を送ることになるでしょう。

 

 

 

 

書き出されたTOP 3に関連する場所に出かけよう

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友人の紹介やネットで調べたものでも良い、自分と似た人間が集まりそうな場所へ出かけることは非常にあなたの助けになります。学生団体やイベント、コンテストや座談会や講演会でも構いません。

そこで得た知識や人間関係は、あなたの価値観を広げて「知らなかった仕事」や「やってみたい事」を見つけてくれるかもしれません。あるいは今いる周りの友人を巻き込んで自分で何かアクションを起こす人がいるかもしれません。

とにかく、一人で家でSNSを弄っていても、キリがありません。人と繋がりより広い視野を手に入れましょう。あなたと同じような人から刺激を受けましょう。

学生主体の座談会や講演会などに行くと大きく刺激を受けるはずです「自分と同い年くらいの人間がこんなにも色々やっているんだ‼︎」って。

そして大体そう言う人は、あれこれ手を出さずに興味あるものに全力投球しているはずです。大きな目的がある人にとって夢中なものは一つあれば十分なのです。

 

 

 

 

 

 

あれもやりたいこれもやりたいを整理しよう

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特に大学生1年生に多いのが、「留学したいし、資格も取って、サークルやって、国内旅行もしたい!! アプリ開発とかもやりたい!!」みたいな人を多く見る。非常に好奇心旺盛で、やりたいことがたくさんあるのは良いが、君がやっていることに信念があるだろうか?

なにか叶えたい大きな目的があって、そこに関連する活動をする人がいる。だが、目につくものを次から次へと手を出してしまう人は、履歴書に色がつく程度で大きな力にはなりづらい。

様々なものに手を出した人であるゼネラリストに離れるかもしれないが、一つの力に特化したスペシャリストに遠く及ばない。全てをスペシャリストにできる時間と技量があれば良いかもしれないが、私がターゲットとしている高校生や大学生はお金がなく、時間も期間が限られている。

 

何か一つの活動団体に入り、そこのトップになってもいい。自分の学部とやりたいことに違和感があったら編入学でも編学科でもいくらでもして、ゼミや研究室あるいは大学院に行けば良い。テンプレートされた「理想の大学生」「理想の高校生」みたいなものが今の学生に渦巻いている気がする。この理想というのは”長期留学”や”学生団体の幹部”、”起業”などの、本来手段として用いられる事柄が目的になってしまっている人がいる。

みんなからチヤホヤされたり、「スゴイ!!」と言われる為にあなたは時間とお金を使うのだろうか? 折角時間を使うなら、やりたいことに向けたキャリアアップやコミュニティに使いませんか? 高校生大学生は1年生のうちは長く感じるかもしれませんがあっと言う間に卒業します。できることは増やしすぎず、時間やお金を惜しまずやり尽くしましょう。

何よりも定まっていないからこのページを見ているのです。様々なことに手を出して充実感を感じているのかもしれませんが、本当にそれがやりたいことなのかどうか自分に問い直してみてください。素直な気持ちになればまた少し世界は変わります。

 

 

 

 

 

あなたにとって幸せとは?

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あなたはどうなったら幸せですか? 目先だけの幸せや周囲の掲げるテンプレートな学生を演じ続けることを一旦やめて、考えてみましょう。

よく言われるのが「成功は幸せとは限らない」と言うことです。若い頃に事業で成功して年収5000万とか、凄い努力して数%しかなれない国家資格を取得した人なども必ずしも幸せとは限りません。

もちろん、夢があってそこをずっと追えているのならばその先に幸せがあると盲信しても良いと思います。でも、「こうなりたい! 」と思いつつも何もできていない自分がどこかにいませんか?

もしかしたらあなたの幸せはそこにはないかもしれません。

 

港区のタワマンに住んで、バスローブを着て膝の上に猫を転がして夜景を見ながらドンペリを飲む生活を幸せと感じる人もいるだろうし、2LDKの狭い部屋に決して贅沢な生活はできなくとも良い妻と子供がいて家庭を持つことを幸せと感じる人もいるだろうし、ベンチャー企業を自分の信頼する仲間と共に日夜時間をかけて大きくしていくことが幸せと感じる人もいます。家で一日中親の脛をかじってゲームしてるのが幸せの人もいるでしょう。

”やりたいこと” があるのに、それに対して動かないのは頭では思っていても体が動いていない証拠です。無理はやめましょう。所詮そこまでの愛だったと言うことです。

恋愛もパートナーが欲しい時は必死になりますよね? ”やりたいこと”と言うのはそう言うものです。欲しければ弛まぬ試行錯誤をし、毎日のモチベーションにもなる。

 

あなたはどうなりたいですか? どうしたいんですか? 
 

 

 

 

 

 

時は短し、歩けよ青年

あっという間に、年をとっていきます。来年こそは、来年こそはと言っている場合じゃありません。

歳を取ると ”やりたいこと" を見つけるのが難しくなることがあります。

  • 体力が減っていく
  • 一緒に夢を追う同世代が減る
  • 周囲が定職についてしまう
  • "やらなきゃいけないこと"が増えてしまい、時間がない

 

なりたいもの、やりたいことを応援する場所はたくさんあります。そんなあなたになってください。

 

 

 

…夢語りBARとか開きたいなぁ………

 

PS5とかいう人をワクワクさせるワードと落ちた情報たち

先日のソニー公式とアメリカのメディア“WIRED”を通じて、次世代プレイステーション“Next-Gen PlayStation”について言及され、真偽含めてさまざまな情報が現在ネットに渦巻いているようです。

 

これはおそらくこの数時間後にあったマイクロソフトの発表会やすでに注目を集めているGoogleのSTADIAに対するソニーなりのアンサーだと思っています。

このようにPS5とまでは言いきらなくとも、次世代機をおおまかな使用を含めて公式が先手を打つのは珍しいとも言えます。やはりPS4で取り込んだ大量のユーザーや、2019年度もPS4を売らなければならない彼らにとって非常に難しい時期を迎えているのかもしれません。

 

 

 

こんにちはPS5

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※画像はあくまでユーザーが作成したイメージです

すでにネット中のライターや動画投稿者が我先にと言わんばかりに、要約された情報を載せていますが、ここでもその特徴をより細かく立体的に紹介できれば良いと思います。

2013年のホリデーシーズンに発売され、世界累計実売台数9000万台を突破したPS4。

その次世代機として、あなたが電源ボタンを押すことができるその日は近いのかもしれません。

 

 

 

全く新しいのに、いきなり500以上のタイトル

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もし、PS5を買ったら、あなたのPS4を売ってしまってもよいかもしれません。なぜならPS5では、あなたの持つPS4のゲームが遊べてしまうからです。PS5はPS4と同じアーキテクチャを使用することで、DLしたソフトに限らずディスクも起動できます。

互換に対応するため今まで通り、コントローラーに大きな変更点はなく、PS4と同じような感覚で遊ぶことができます。PS4タイトルにはPS4コントローラーも対応してくれると思います。

 

特段のリークはないですが、だれでも気軽に配信が楽しめるシェアプレイ機能やスクリーンショットなどの、配信やSNSでの共有というのも、PS4の大きな機能の一つでした。PS5でもより手軽により高速に体験を共有できます。

ゲームディスクは廃止せずに、記録メディアとして残ります。中古やお店でパッケージを買う感覚は、まだ数年は楽しめるのかもしれません。

 

今まで通りの感覚というのは、PS4だけではありません。もし、あなたが昔PS3のゲームやPS2のゲームを遊んだ経験があるのならば、PS5で思い出しながら遊ぶことができるかもしれません。

gigazine.net

 

物理メディアに対応するかどうかは怪しい(あるならPS4の互換と同時に大々的に発表すると思われる)が、サブスクリプションなりDL専用なりで、懐かしのタイトルや隠れた名作を遊ぶことができるだろう。

PS4では前の世代で発売されたゲームを遊ぶということが非常に難しかった。PSnowに加入していない限り、PS4はPS4のゲームを遊ぶにとどまっていたのだ。

 

PS5では最新ゲームだけではない、過去に発売された名作ゲームをパワフルにエミュレートして遊ぶことができるのだ。

 

 

 

 さようならローディング画面

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すべてのロード画面が過去になる

最近のゲームを遊んでいる人なら、ゲームのロード画面の合間に席を外して再度見ても終わっていないという経験がある人も多いだろう。

PS5ではPCですら到達できない速度でロードを完了する。それは瞬きをしたら終わっているかのような高速のローディングだ。

 

PS5のためだけに作られたカスタムされたSSDは、PS5の動作すべてが恩恵を受けている。それは本体の起動やタイトルの起動、シェアプレイの速度やホームでの機敏さなど、PS4を古臭く感じさせるほど直感的に動いてくれる。

押せばすぐに起動するスタンバイモードはより高速になり、まるでスマホのスリープのような速さだ。

ゲームとゲームの間の行き来や、ブラウザ、シェアプレイ、プライムビデオなどのコンテンツを含めてOSレベル、そして高速なSSDによって機敏に動いてくれるだろう。

 

本体の処理能力が増えたことで、ゲームも最大3つまで同時に起動できる。最後に遊んだ3タイトルは半起動状態になっており、いつでもゲーム間を行き来できる。ネットワーク認証によって、ディスクを入れなくても所有する起動するシステムを検討中だという。

 

 

 

 

 

圧巻する景色と音に体験が変わる

youtu.be

我々はすでにグラフィックの天井を感じているのかもしれません。ですが、PS5は次世代機の名を冠する限りあなたの期待を裏切りません。

ですが、着実に表現されたグラフィックスは現実に近づいています。PS5ではレイトレーシング技術(光源処理を正確に行う技術)に対応するだけでなく、ネイティブな4K描写、さらには8Kまで対応しています。

これらはゲームに限らず、Ultra HD Blu-rayと呼ばれる4Kに対応した映画を見ることもできるのです。ゲームだけではなく、家電としてエンターテインメントの家電としても活躍します。

CPUはAMDの第3世代Ryzenベース、「Zen 2」アーキテクチャの8コアを内蔵しており、GPUはRadeonの「Navi」ベースになるそうです。PS5のためだけに独自開発されており、パーツを最適化することでこれまで以上のパフォーマンスを発揮します。

 

8Kに関しては現在市場に出回っている商品自体が少ないので、将来的な対応にはなりますが、少なくとも8Kの描写には耐えられるようです。さすがに8Kのゲームが動くとは考え難いですが…。

 

 音に関しても今回は大幅な強化が行われるようで、ついに本格的なサラウンド(立体音響)に対応しています。PS3からPS4のサラウンドは正直変化を感じづらかったと思います。今後は前後左右のある程度の音のみならず、上下の音など没入感を深めるようなサウンドをPS5では実現できます。

 特にVRでの恩恵が激しく、映像美だけでなく音によって没入感はさらに深まります。

 

 

 

より早く、ゲームをダウンロードしよう

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クラウド然り、ゲームのダウンロード然り

いくらローディングが早くても、インターネットの速度が遅ければどうにもなりません。例えばオンラインゲームのマッチングや、DL版のゲームタイトルのダウンロードなどの速度は本体の処理能力と共に強力なインターネット回線にかかっています。

2020年に予定されている次世代Wi-Fi規格である「IEEE 802.11ax」と対応を現在検討中だと思われます。ただし2020年発売との注目を集めているので、対応されない可能性が高いです。

 

しかし、100GB近いデータをやりとりすることも多い昨今で、この次世代の規格に対応していないのは痛手です。のちにクラウドを用いたサービスや、サブスクリプション型のゲームなどを遊ぶかもしれません。後々のことを考えても対応が望まれます。

 

 

 

 

ローンチタイトルは現在のリークは疑え?

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すでに開発側にPS5の開発キットはばら撒かれている。一つでも多くのタイトルがPS5で登場することを願われているが、現在ネットで主だったリークとして挙げられている。

  • グランツーリスモ 7(VR)

  • PUBGの4Kリマスター、PS Plusで基本無料プレイ

  • ラストオブアス リマスター
  • Ghost of Tsushimaリマスター

  • GTA6 *独占
  • アサシンクリード新作
  • BFBC3
  • デスストランディング

 

公式から出たPS5の情報を数か月前にリークした人物ということで信ぴょう性は上がっているが、GTA6が独占だったり、記載メモリがあきらかに本体価格と見合わないスペックリークにびっくりしました。

上記のタイトルは来年のホリデーシーズンを見越したものだと思いますが、少なくともGTA6は開発速度的に間に合わないという点と、BFBC3も来年末に出る前にDICEのHPはゼロになっているんじゃないか? などなど希望的観測の面は捨てきれません。

 

PS4の移行初期のようにしばらくは縦マルチ(PS4とPS5で同時発売)が行われ続けます。4K対応や立体音響対応、描画を60fps固定やロード時間短縮などなど、対応が期待されます。

 

 

 

 

PSVR2で部屋から異世界へ

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写真はソニーの特許出願時のイメージ

PSVR2では、もう配線や部屋の明るさに悩まされることはありません。独立型のVRゴーグルを採用し、コードなしに正確なトラッキングを行います。

 解像度も2160(1080×2)×1200と向上し、リフレッシュレートは90hzと120hzに対応しています。本体の軽量化(500gは切ってほしい)立体音響と合わせて使うことで没入感は大幅に高まります。

 ps4で販売されたVRタイトルもアップコンバートをかけてより美しく楽しめますし、ps5ではVR専用タイトルを多く流入させる見込みです。PS5のおおきな目玉要素としてあるのは間違いありません。

 

 

 

発売は2020年、価格は初期PS4より高値か

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懐かしのpsカラー。個人的には白より好き

2019年の発売はないと明言されています。2020年に発表してホリデーシーズンでの発売か、今年中に正式に発表して来年の夏に発売というが妥当な線だといわれています。

発売時のみ二つのモデルが販売されて、のちに通常版だけの販売。発売前予約に限り、birthエディションをお一人様一台に限り3000円引きになります。ps4はnackというゲームを同梱していましたが、値引きのほうが効果は大きいと思っています。(その分の逆鞘が怖いが)

 

 

PS5ロードマップ

 

2020年 ホリデーシーズン(11月から12月にかけて)北米・欧州は確実 アジアは未定

PS5 Birth Edition  1tb  価格56980円+税  → 53980円+税

PS5 通常版500GB 価格48800円+税

 

別途、専用のSSDも販売開始、カラーはおなじみの黒一色で、性能的な差異はない模様PS5用SSD 1TB 14000円+税

      2TB 24000円+税

 

なお、ソニー公式サイトにての購入の場合に限り、カスタムメイド(最初から1TBや2TBを載せた状態)を可能とかにしてほしい。

ほとんどの人はゲームを1から3本を遊び続けいるので、500GBでも十分だとは思う。

 

 

 

2021年 夏季

PS5 Premium1TB 価格89800円+税

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リーク通りの化け物スペックは多分こっち

実質Proモデル。夏季と書いたが、xboxの次世代機がすべて出た後に出ると思われる。

驚くべきマシンパワーによって、モニターでも最大120FPSまでの対応、動画のシェアやアップロード処理の大幅な強化。VRは1080pでの120FPSに対応。モニターでも4K60FPSでレイトレーシングに対応するのはこの機種のみ。

最大5つのタイトルまで同時起動可能。すべての動作が早く、通常版と大きな違いを感じることができる。

 

PS4 プロは正直、XBOXほど上手に行ってなかったと思う。明確な差は少なかったし、価格差も微妙だった。PS5では発売から間もない状態で上位機種を販売する。

PS3の発売当初を超える価格ではあるが、近年ではゲーミングPCの売れ行きもあって、「ゲームにお金を出せる人は10万でもだせる」という環境が続いてるので、強気な価格設定と見合ったスペックでの登場。

もちろん、PS5発表時にアナウンスはされるので上位機種が欲しい人は安定供給のために半年待ってもらう。

 

 

 

2021年初頭~年末

PSVR2

 

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安定供給が一番、可能な限り早く出してほしい

通常価格 41980円+税

 

 参考価格はOculus Questより。PSVRは発売前の話題性はよかったものの、供給量が少なすぎて、転売ヤーに高値で取引され続けて、安定供給ができたころには熱が冷めているという最悪の事態でした。

そんな反省を活かして、安定供給ができ次第販売開始が願われます。正直、PS5とPS4のマシンスペックの差を一番活かせるのはVRだ。本体同梱版で8万円台ならバカ売れ間違いないと思う。

 

 

 

 

すぐにシェアも、しっかりシェアも

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ps4で初めて搭載されたシェアボタンは非常に画期的だった。PS5ではシェアプレイが大幅に強化される。

  • スクリーンショットがスマホ並みの速度で撮影できる
  • 10秒程度のスナップ動画なら最短1分以下でアップロードできる
  • コミュニティの強化(人気の動画や画像、配信者などなど)
  • 外部サービスを通じた連携の強化(youtubeやtwitchなどなど)
  • コントローラーに特化した動画編集ソフトを無料で搭載
  • スマホにスクリーンショットを飛ばしたり、スマホから動画や音楽を簡単にPS5に送ることができる。
  • Ⅴチューバーのように、アバターを使った配信を検討中

 

YouTubeを見ていると、意外とps4から直接シェアされた動画をよく見る。それに内輪同士でも配信が手軽になったことで、最近だとAPEXなどを友人が配信していた。

あくまでも回線速度ありきになってしまうが、PS5ではシェア周りはストレスフリーになるといってもいい。

目玉となるのは動画編集ソフトと、アバターを用いた配信だ。

 

専用の動画編集では、プリセットされたBGMやSEだけでなく、自分で用意した画像や音を使うこともでき、字幕機能などが豊富に盛り込まれている。トリミングやカット、ワイプなどはもちろん、タイムラインをいじって最大1時間近くの動画を作成できる。

FHDと4Kの2タイプを選ぶことができるのが、アップロード時間はそれ相応にかかる。

 

iPhoneXのミー文字などが近いが、自分の顔の動きや瞬きに合わせてアバターを動かせる技術を使った配信を検討しているらしい。顔は出したくないけど生放送がしたい人でも、リアクションや表情がつくことで声だけの配信よりもライブ感が上がる。配信のためには精度の高いカメラが必要だが、別途発売するのだろうか?

 

 

 

あなたの手からより直感的に

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画像はスチームコントローラー

FPSプレイヤーのために、最小の動きさえも検出する量子ロックアナログスティックや優れたトラックパットを採用するようです。画面中央部にはタッチスクリーンが搭載されるようで、WIIUのような文字表示がされるかもしれません。

個人的にはソニーお得意の電子ペーパーがトラックパッドにつくと思われます。グリップ部には新たに左右にトリガーが搭載されて、合計したボタンの数は増える見込みです。

コントローラー部のイヤホンジャックやスピーカーは続投、色とりどりに光るカラーバーは廃止して、コントローラー中央の電子ペーパーにコントローラーの番号や、電池の残量などが表示されると思います。

 

 

 

                                     

 良いことばかりじゃない

ただ一つ言えるのはPS4の時よりも厳しい戦いを強いられることになるでしょう。

  • 先行機がWiiUではなくSwitchという状態

  • Vita住民がPS4移住済みになりPS携帯撤退で移住元のハードが無い 

  • メタルギア・SO・テイルズ 死去

  • FF・龍・無双・ウイイレ・スパロボ 弱体化

  • スマホガチャと昨今の性表現規制でいわゆる二次オタは減った

 

PS4は最初の2年で他を圧倒したからこそ今があります。最初のつかみというのは非常に重要なのですが、PS5では時代の背景上非常に厳しいスタートになるのではないかと思います。まだ誰も知らない新要素やいち早い情報の開示、そして体験会の設置などをしてユーザーに魅力的なゲーム機になってほしいですね。

 

 

 

 

 

ぼっち学生が永遠にぼっちになるメカニズムを解説

4月といえば出会いと別れに季節。大学や高校、中学校に入学や進学する季節です。

そんな春になったので、学生向けに「なぜぼっちになってしまうのか」という根本的なメカニズムを今回は紹介します。

これを知っておけば、ぼっちな人もそうでない人も、今の状況を変えたり、今後の新しい環境になったときにどうすれば、自分の望む環境にできるかがわかります。

 

ちなみに”ぼっち”ではなくソロという言葉がありますが、ひとりでいることが好きだったり、不満がない人のことをソロと私は呼んでいます。この記事は、ソロではない不満を抱えたぼっちのために書く記事です。

 

 

 

 

 

ぼっちはなるべくしてなっている

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突然の一刀両断

 

恋愛においても同じことが言えますが、世の中は非情で、「ぼっちな人はどんどんぼっち」そして「充実している人はどんどん充実」していく世界です。

ひとりぼっちになりがちな人の共通点をまとめておきます

  • 自分から話しかけない
  • 勇気を出して失敗したら二度と同じことをしない
  • 自分から相手の興味御構い無しに喋る
  • リアクションや話が不快になるor面白くない
  • 上辺だけの会話をしがち
  • 偏見が激しく自分の行動を正当化
  • 人にお金を使わずに自分にお金を使いがち
  • 最初から癖が強い(趣味や服装、髪型などなど)

中学や高校なら部活やクラスメイト、大学ならサークルや部活に所属していてほぼ強制的に仲良くなれる環境にいるのに、ぼっちになる人は上記に挙げた特徴が必ず3つはあるはずです。

 

それ以前に確固たる事実として、人と接する機会が多ければ多いほど、たくさんの情報が入ってきますし、話を聞くのも話すのも上手になります。

一方で、人と話す機会が少ない人ほど、情報は自分でかき集めなければなりませんし、興味のあるのものしか手に入りません。せっかく人と話す機会があっても、リアクションや話す内容がズレていたり、場合によっては相手に不快な思いをさせるかもしれません。

 

もっと端的に言いましょう、、、人が集まってくる人間は面白いし、一緒にいたいと思えます。

その逆に、誰にも誘ってもらえない人や、人間関係がうまくいかない人は、一緒にいると不愉快にさせたり、一緒にいたいとは思ってもらえない人かもしれません。

 

別に、多くの人に気に入ってもらう必要はない、と思っているかもしれません。勿論そうです、ですが自分にどストライクな人間を探すためにも、最初は多くの人に気に入ってもらえる人間になっておくほうが良いと思ってください。

 

自分が一人でいるのは、決して周りの人間や運やタイミングではありません。

あなたの人間性そのものが招いているのです。

 

 ちょっときつい言葉かもしれませんが、言い訳してほしくないのです。あなたはとても魅力的な人間です。ですが、アプローチが下手なのです。相手への伝え方が下手なために、間違った印象を与えてしまっている。というのが本質です。

 

 

 

 

 

人間関係は時間勝負?

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4月の今ならまだ間に合う

我々は普段、先入観に囲まれて生活しています。もし今日友人に、年末大ウケする一発芸を披露したところで笑ってくれないかもしれません。お互いを知っていくうちに、自分の特性(キャラクター)は周りによって決定されがちです。

特に日本人は個を大切にします。あなたが、ぼっちであればあるほど「常にひとりでいる人間」というキャラクターが生まれています。周囲に勝手に特性が決定される前に、周囲の輪が固くなる前に、人と一緒に過ごし続けるのは、良い手段の一つです。

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もし新しい環境に放り込まれたとき、多くの周囲の人間もあなたと同じような考えをしていると思ってください。例えば、「不安だな」「早く友達作ろ」「馴染まなきゃ…」と。

要は、人間関係を作るのは最初がかなり肝心ということです。月日を追うごとに、段々と仲が良くなっていくのは難しくなっていきます。

ただし、自分という人間が知覚されていなければ良いので、編入学や途中から部活に入った人間は、少し難易度は上がりますが最初の印象さえ操作できれば、何ら問題はないのです。

 

人が個から、二人、そして輪になると、今度は輪同士で繋がって広がります。特に男子は輪から輪へと簡単に広がりやすいです。ナンパ慣れしている人は、1人で行くよりも2人か3人で集団をナンパした方が成功率が高いと聞きます。個と個よりも輪と輪のほうが繋がりやすい性質も含めて、時間勝負の最初さえ抜け出せれば、良い場合ただ立っているだけで人間関係が広がります。

 

もう一年経っちゃってる、とか取り返しのつかない人も、バイト先やクラブチーム、学外の活動まで手を伸ばせば問題ない。しかしここでも肝心なのは、ぼっちはコミュ力が低下しているということ。いつも通り接するのは危険かもしれない。

 

 

 

 

 

逆に人が自然に集まる人はとっても面白い!!

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面白いというよりは居心地が良いというべきか

正直、人気者になるのは努力でどうにもならない部分もありますが、参考までに人が自然に集まる人の特徴を知っておきましょう。これを知っておいて、集団を見ていると非常に面白いかもしれません。

 

人が集まってくる人は、まず言葉選びが斬新で面白いです。例えば、いじる側でもいじられる側でも、誰も思いつかないようなことをドンドン言っていきます。

多少乱暴ではありますが、静かな環境でも臆することなく発言します。

そして非常にポジティブであります。悪口を常に言い続けている人や笑わない人に周囲の人はあまり良い印象を持ちません。一緒にいて嫌なことが忘れられたり、笑いが生まれるような人に周囲の人は関心があるのです。

 

ですが、シンプルに上記の要素があるだけで人が集まってくるとは限らないのが人間の面白いところ。あくまで傾向が強いだけで、その人が所属する集団や、その人の顔や服装、声や口癖などによっても副次的に作用していきます。

やはり、ここでも大事なのは自分という存在を決定するのはほかでもない他者ということ。他人に嫌われないように生きている人がすべき最善の手段は知られないことです。知らない相手を嫌いにはなりませんし、「無関心」というグループに所属できます。

 

 

 

 

 

出会いの基礎は「共通点」

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人は知り合った人としか友達になれません

同じクラス、同じ学校、同じ職場、同じ趣味、共通の敵、共通の課題…

人はそういった相手との共通点で結ばれることが多いです。自分と全く違うタイプの人間を好む人が稀にいますが、大概多くの人は共通点によって親近感を持ちやすいのです。

 

新学期に入ってくる後輩やもともといる先輩は自分がその集団(部活やサークル)に所属しなければ関わることはなかった可能性のほうが高いです。そういった「今後も長い付き合いになる可能性がある人」に付き合う時間の優先順位をつけるものなのです。

大学ごとのOB訪問だって、同じ大学という共通点だけで成り立つシステムです。確かに高いGPAや独自のコネクションでたどり着いたのかもしれませんが、同じ大学という親近感や同い年という親近感を感じやすいのも、相手をよく知らないのにもかかわらず不思議なものだと思いませんか?

 

輪が固くなるのは時間の問題ですが、共通点さえあれば人は心を開きやすいものです。しかもその共通点を持つ母集団が狭ければ狭いほど良いのです。

例えば、同じ学校よりも同じクラス、同じ日本という国よりも同じ地域、同じような地位や同じような境遇などなど、狭いほうが響きやすいのです。

 

どうか探してみて下さい。あきらめないでください。あなたが人とのつながりを求め続ける限り、あなたを探している人は必ずいます。

Googleとアップルがゲーム市場参入? 先行き不安な今後のカギは「○○」にかかっている!!

ps5や新型スイッチのうわさが絶えない昨今において、まだまだゲーム市場というのは日本企業が強いことを実感させられる。

そんな中、3月はアメリカの大手二社のゲーム市場参入が話題を大きく持って行った。

アップルの「Apple Arcade」とGoogleの「Stadia」である。まずはこの2つのサービスを簡単に、おさらいしとこう。

 

 

 

アップル「Apple Arcade」

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定額制のサブスクリプション型サービス

www.apple.com

一定の金額さえ払えば、アップルの厳選したApp Storeにある有料ゲームが遊び放題になるサービス。玉石混合になってしまっているAppStoreのゲームアプリを見つけやすくするだけでなく、apple自体もデペロッパーにいくつかの助成金を出すそうで、より質の高いゲームへの開発援助も行うようだ。

 

  • 今のところ料金は未発表
  • 提供開始時期は2019年秋
  • 1プランで最大6人までシェア可能(アップルミュージックと同じ)
  • 配信はオフラインでも遊べるダウンロード型をとる

youtu.be

 

 

 

 

グーグル「Stadia」

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ゲームはリアルタイムにストリーミング配信

完全オフラインで遊べるApple Arcadeとは打って変わって、Googleはオンライン環境でストリーミングする形式をとった。ウェブブラウザのChromeが使えさえすれば、それがPCであろうとスマホであろうと、まるでYouTubeで動画を見るような感覚であなたはゲームを遊ぶことができます。動画配信との連携と共有に力を入れており、PS4のシェアプレイが強化されたような印象を受けた。

  • 料金携帯は未発表、定額制なのかレンタル形式なのかも不明
  • サービス開始は2019年の後半以降
  • 北米を中心としてサービス開始を予定している
  • 高性能で高精細なゲームプレイが可能、4Kにも対応している

www.youtube.com

 

STADIAについては記事も書いている

silhouette.hatenablog.jp

 

 

 

二つのサービスは似ているようで似ていない

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これら二つの会社は、似たようなサービスを似たような時期にはっぴょうして、開始することを約束したように見えるのであれば、あなたの目は節穴かもしれない。

確かに、こうして画像を並べてみると、非常に似通っている。どちらも旧来的なゲーム機の本体を購入してテレビと並べて使うものではない。ゲーム機本体は買わずに遊ぶことができるサービスの一種だ。そして、どちらも遊び放題ということをプッシュしている。これぞまさPSNOWの再来である。

しかし提供するコンテンツは、前者はアプリを中心としたゲームサービスなのに対して、後者はPS4やSwitchのユーザーを奪いに来たサービスだ。当然、前者のほうが定額制ならば料金は安くなって然るべきだし、オフラインで遊べる分前者のほうが、場所や環境関係なしに多くの人が楽しめる。

 

実はこのサービス、攻めているのはGoogleであり、アップルはある意味一歩引いたような保守的なサービスにとどまっていることに気づく。ゲームのストリーミングサービスといえば、SONYもPS NOWなどで参入済みで、マイクロソフトも「Project xCloud」などを去年の夏に発表、形は異なるものの任天堂もスイッチでクラウドサービスを使ったタイトルの提供(バイオハザード7などが有名)を採用している。

すでに手は尽くされたようにも見えるが、今回Googleはそんな市場に自分たちなりのメスを入れてきたという印象を受ける。特にYoutubeを使ったゲーム配信と連動させるというのは非常に強いインパクトがある。

 

一方でアップルはあくまで自社の大きな収益源となっているAppStoreをゲームに特化した新サービスで提供。ユーザーだけでなく、インディーのデペロッパーにも応援するというのが実にアップルらしいアプローチとも言える。タイトル数と価格次第では、まぁまぁのサービスになるだろう。

 

 

 

 

ゲームとストリーミングの相性の悪さ

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お世辞にもPSNOWが成功しているとは言えない

silhouette.hatenablog.jp

 

上記の記事でも書いているが、ゲームとストリーミングサービスの相性は、現代においては早すぎると言える。現在主流である映画を中心とした動画や、音楽とは、通信にかかるデータ量もコストも性質も全く違うからだ。

特にストリーミングのみに拘っていたGoogleのSTADIAは来たる5G通信を見据えてのサービスであろうが、そんな通信環境はほぼ用意できないと思っていい。

現状のインターネット環境ではテレビに繋いで普段遊んでいるPS4と同じような環境を1秒でスマホで再現できるSTADIAのフルパワーを享受できない。例え通信環境の良い場所で5G通信が使えたとして外出時に、アサシンクリードなんてやろうものなら、膨大な量のデータ通信を持っていかれる上に、電池の消費は凄まじいだろう。

明らかにやろうとしていることに、テクノロジーやインフラが追いついていないのだ。

 

それにアップルにもGoogleにも言えることだが、ゲーム性が高くなればなるほど、物理キーが必要になってくる。すなわちコントローラーだ。ストリーミングという手軽さがウリのサービスにおいてコントローラーを持ち歩くというのはいささか不格好ではないか?これは今後も大きな課題になってくると思う。そういう意味では、任天堂のスイッチが一つの答えを出したようにも思える。

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物理キーはSTADIAでは必須だろう

 

 

 

 

 

 

今後のカギはコレだ

 

ずばり言うと価格です

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2つの発表はほぼ同時期に配信されることが、確定していますが、サービス自体の価格については今回見送られています。

配信方法についても、アプリやゲームごとに期限を設けたレンタル形式を取るのか、予め用意されたタイトルを遊び放題になるのかも不明です。

 

正直、どんなに魅力的なサービスであろうとも、ゲームのストリーミングは毎度価格設定で失敗しています。よほどのヘビーゲーマーでもない限りお得感の薄い内容になってしまうからです。

www.youtube.com

このように盛り上げている人も世間にはいますが、正直価格次第でいくらでも化けると思っています。

ただ動画内で挙げられているほど、今のところはPS5キラーにはなっていないと私は思います。

 

最近の類似したサービスから見た予想を2つのサービスで挙げます。

 

STADIA

妥当 月額2000円前後で遊び放題→PSNOWは2,315円+税

攻め 月額1000円前後で遊び放題→映画のストリーミングと同価格だとインパクト大

 

レンタルでの1タイトルはバラバラになると予想、一週間よりも24時間利用券とかのほうが嬉しい。500円位で遊べるなら借りてしまうかもしれない。

 

 

Apple Arcade

妥当 月額1300円で遊び放題→Apple Musicより高くする予想が多い

攻め 月額700円で遊び放題→700円で遊び放題ならお得感は結構ある

 

アプリなのでレンタルというよりは遊び放題のほうが嬉しい。評価の高い名作を空いた年末年始などで一気に遊べてしまうのは結構楽しそう。流石にドラクエやFFなどの大型

タイトルは利権関係で厳しいかな…

 

 

 

 

 

ゲーム市場過渡期に消費者はどう動くか

ファミコンから続く、テレビの前にゲームに特化した疑似パソコンを人はゲーム機と呼ぶようになり、それが今もなお30年以上に渡って続いている。

音楽の媒体が、レコードからカセット、カセットからCD、そして遂に記録媒体から離れて人々はストリーミングする時代になった。

本や映画も軒並み、記録媒体がデータになって、オンラインで垂れ流されたり、売買するようになった。このように、現代ではあらゆる場所でスピード感が重視されている。場所や時間を選ばず、数秒でアクセスできるのは非常に便利な時代だ。

 

その流れがあるのならば、ゲームの向かっていく未来はこの2つが示している方向で間違いはないと思う。あとは時代やインフラ、そして消費者の行動がそこに追いつくかどうかにかかっている。時代を先取りしすぎている感覚はあるが、価格次第でぜんぜん変わってくるだろう。

ゲーム以外の娯楽が増えすぎている現在。今あるヘビーユーザー、ライトユーザーをいかに取り合うかが今後の焦点となるのは間違いない。場合によってはソニーや任天堂、マイクロソフトも次世代機を少し変化させてくるかもしれない。

 

 

BFBC3は128人対戦!! 噂されているのは冷戦だがワンチャン現代戦もあるかも…⁉︎

FEEL the BATTLE !!

 

その言葉を信じ我々はどれだけの時を過ごしただろうか?

開発元のDICEもスターウォーズとBFの連続ズッコケに信用を完全に失っている。このままでは収益も芳しくないことは、言うまでもない。

 

私もBF5の失態について書いた記事があるので読んで欲しい

silhouette.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

流れる噂BFBC3

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2019年内の噂が立つBFBC3

BFBCシリーズは外伝ではあるものの、BF2から始まる現代戦を、海外ドラマよろしくな明るいキャンペーンモードが特徴のゲームでした。

ファンの多くは現代戦でのBFを熱望している。それはBF4の成功の過去もあるし、PCでリリースされたWW3が異例の販売本数を出したことから証明できる。

 

非常に古い記事ではあるが、EAAもBFBC3についての記事は挙げている。

fpsjp.net

BFシリーズの動画で知られる人気YouTuberのLevelCap氏が、彼の独自ルートである「内部の情報源」による情報として、先日のリーク情報は誤りであると指摘。そこで先のリーク情報の主であるAlmightyDaq氏は、DICE LAが開発を行なっているのが『BFBC3』であり、メインとなるDice Swedenは別の2018年版バトルフィールドの開発を行っているという新情報を公開しました。

一部情報が誤報であることがすでに分かるだろうが、DICEがBFVと同時にプロジェクトを進めていることは、複数のリークが出ているので信憑性は高いだろう。個人的には毎年新作を出すことが、CODとBFの両者のブランドを下げている印象があるので、控えていただきたいところなのだが…

 

 

 

 

 劣勢に立たされたBFの起死回生の秘策は?

正直な話、DICEの売り方はPS3の時代から何も進歩していない。消費者の動向を見ることもなく、自分たちの作りたい作品を作り、BF1の初期はそれでバズったという過去も持っている。

最近のゲームユーザーは昔ほど盲目的になっていないことに気づいて欲しい。ユーザーの意見を反映し続けてるサービスが長生きするし、昔と違って洋ゲー全体でもバグが減ってきていることに気付くだろうか?

 

ようやくコミュニティーの大切さを知ったBFVでも、今までそういった経験が全くないせいか、努力の方向音痴を起こしている。毎度、非常に滑稽なアプデを挟むあたりも通常運行といったところか。

BFBC3を単に2の続編のように作るのではなくて、ユーザーが本当に楽しいと思えるもの、新鮮さを感じられるものに仕上がって欲しい。キャンペーンが大切なBFBCだからといってマルチを蔑ろにすれば、きっとコケることは間違いない。

 

さらにいうと、BFVのようにゲームルールをなんでも導入すれば良いというものではない。割けるリソースが限られているのに、ルールやモードを増やせばその分のクオリティは落ちていく。BFには種類豊富なファミレスではなくて、硬派なカレー屋を運営して欲しいのだ。牛丼や天丼も並行販売して美味しいならまだしも、DICEにはそれができない。そんな中でのCOD:BO4のキャンペーン廃止は英断とも言える。

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BOシリーズはキャンペーンに定評があったにも関わらず…

前の記事でも述べたが、BFシリーズは主に3種類だったと思う。

BFBC2までの、硬派なバカゲー路線

BF3からのカジュアル&リアリティ路線

BF1の雰囲気ゲー路線

 

ちなみにBFVはこれらを全部絶妙に混ぜたゲロと私は呼んでいる。今現在BFのファンのマジョリティは緑色の層から入った人間が多いと思う。青色を遊んでいた人たちは既に社会人の中でもゲームがしづらい年齢層になった可能性が高い。

BFBC3は今一度、この緑色の層の頃に出たゲームを意識しながら作ることになる。と思うかもしれないが、私としてはなるべきは青色の層の頃のBFだと思う。

BF3にも通ずるがお祭りのような雰囲気をBFBC3では体現して欲しい。どうせ明るい雰囲気のBFBCシリーズなら、ハッチャケてしまっても構わない風に思う。

 

そこで128人対戦の導入だ

 

BFは古来から64人を限界としてきた。単純に考えて増やした方が面白いのではないか? という意見が寄せられた際は「BFは64人が適正人数で、これ以上増やしたテストもやったけど面白くなかった」と明言していた。確かにカスタムサーバーで稀に128人のサーバーがあるが、全くもってカオスしかなかった。ゲームとしては波状しているに等しい(まぁ元々のマップが64人向けなんだけれども)

 

じゃあMAGってなんだったんだよ

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時代を先取りしすぎたゲームの一つ

256人対戦でも、あれだけ楽しいFPSを私はいまだにこれしか見たことがない。このお祭り感は異常だったし、連日人でいっぱいだったのも印象的だった。256人対戦のルールは少なかったが、非常に面白く野心的な作品でもあった。

 

 

 

 

128人対戦になったBFBC3は間違いなく楽しい

  •  ゲームルールを減らす→コンクエ特化
  • 兵科は6つ、基本4人分隊。128人時は8人小隊
  • 2025年の現代戦を舞台にした4つの巨大マップ
  • 銃器や兵器は架空ではなく実在するもの
  • 対戦の書は廃止。
  • キャンペーンがCOOP可
  • プレミアムパスは引き続きなし
  • 任務による追加武器解除は廃止
  • 基本無料でマルチに参加できるシステムを導入
  • 分隊全滅すると20秒間リスポーン不可
  • TTKとTTDはBF3と同じくらい。兵器も硬い。
  • BF4の上海並のレボリューションが各マップ一つはある。
  • 歩兵戦を重視したマップが多め。AI兵器も登場。
  • 巨大マップは2つに分けて64人対戦も行える。
  • 武器や装備のスキンはAPEXを参考にガチャと課金制度
  • 要請ポイントは攻撃系のみ分隊長
  • スポット制は引き続き廃止(視認性は向上)
  • 分隊内の蘇生は可能のまま
  • 武器のカスタマイズはBF4ライク
  • ショットガン強すぎるので弱体化
  • 兵科チェンジはクールタイムがある
  • 回復パック制度はあるが、自動回復でも100まで伸びる
  • 兵器の兵科は廃止。BFHの頃と同じ仕様に。
  • HSで死ぬと蘇生できない

 

 

ルールの厳選

ざっと挙げただけでも、BFの過去の反応からMAGのシステムを参考にするならこんなものが挙げられる。理由を一つ一つ述べていくとキリがないのでいくつか抜粋して解説していく。

 

まず、BF1から始まったオペレーション推しと、ルールの複雑化を排除する。基本的に遊ぶルールなんて限られているのだから、コンクエストを意識したマップ作りを目指して欲しい。今のBFはオペレーションをするのに特化したマップを作りすぎている。

 

64人コンクエスト

32人ドミネーション

24人TDM

128人新コンクエスト

32人ラッシュ

64人ハードポイント風ブレイクスルー

これくらいで十分だと思ってしまう。カスタムサーバーを開始時から用意してくれれば、人数調整もユーザーがやってくれて非常に遊びの幅も広がるし、DICEがルール毎にマップの形を変える努力をしないなら、なおさらルールは減った方が良い。ブレイクスルーは結局はラッシュの進化とも取ることができるが、入り組んだ市街地戦ができなければ防衛側が砂をし続けるだけになってしまう。

 

 

 

 

キャンペーン兼COOP

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BFBCといえばこの四人組

キャンペーンモードが実はFPSを作る上で予算の大部分を持って行ってしまうことは既知の事実かもしれないが、それならばできる限り量ではなくて質で勝負して欲しい。

先日配信されたコンバインドアームズは散々な仕上がりだったが、COOPに対する期待値はかなり大きいものだった。今作のキャンペーンモードに4人で進んでいくモードをつけてしまえば一粒で二度美味しいモードになるのではないだろうか?

 

COOPらしく、各チャプター後にはスコアランキングや総合評価なんかも出るとなお盛り上がるだろうし、BFBCの明るい世界観ならば多少ハッチャケっても許されると思う。BF3の頃のようなドラマティックでダイナミックなCOOPとキャンペーンに期待したい。

 

 

 

 

基本プレイ無料

 「は?」となるかもしれないが、BFVのバトロワ、そしてCODBO4のブラックアウトは、リーク時はF2Pとして遊ぶことができるという情報もあったのだ。ところが、途端にその情報がなくなった。

勿論、完全なF2Pのゲームにした場合。マップの数や武器の種類が激減してしまうため有り得ないだろうが、基本プレイ無料でも遊ぶことができることに意味があるのだ。

まずは、体験版のように遊んでもらって、ある時はフレンドと一緒に、またある時は一人でも遊べるようにしていく。

 

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基本プレイ無料も最近では手段の一つとして良い

個人的には、ソシャゲのスタミナ制と同じで良いと思う。キャンペーンやサーバーの検索を基本プレイ無料者はできないようにし、欠員が出ているサーバーにランダムで飛ぶか、フレンドからの招待を受けてマルチプレイに参加させる。

一日3試合までランダムマッチ”という制限をかけて、様々な試合に挑むことができる。使用できる武器や兵器に制限はなく、回数制限を超えると一日全武器解除利用権や買い切りを進めてもらう。


 課金での収益はAPEXやフォトナを真似て欲しい。BFVはどこを参考にしたのかわからないくらい課金のシステムが死んでいる。魅力的な装備やバーナーが無ければユーザーは欲しがらない。明るい現代戦ならばカラフルでも構わない。第二次世界大戦という雰囲気にとらわれてしまうBFVとは違った方向性のスキンを期待したい。

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武器スキンだけでなく、顔や服装もガチャ

買い切りの人は被りなしのガチャ、基本無料プレイヤーはダブりありのガチャとかでも良さそう。

 

 

 

 

 

全滅すれば20秒間リスポーン不可 

BFVを見ると復活時間が早いことを熱望する人がいるが、256人対戦のMAGは毎度死ぬたびに蘇生されない限りは20秒間リス不可だった。これは蘇生の重要性をあげるとともに、大規模人数での対戦において必要な要素だと思う。

高速でリスポンしてしまうと、攻防戦がいつまでたっても終わらない泥仕合になってしまいがちである。蘇生に関しても無制限だったBF3はかなり一進一退が終わらなかったように思える。

分隊が一個全滅することで、チームが大きく不利になる仕様の方が緊張感もあり、なおかつ一体感を持って戦えるだろう。故に分隊内の蘇生も勿論続投して欲しい。

 

 

 

 

 

現代戦ならではの個性ある6つの兵科

今作では兵科ごとの差は結構ある。しかも試合中はすぐに兵科の変更ができないために、自分のロールを意識して戦うことがより重要になった。変更できるのは一つの試合に一回までだ。

 

突撃兵

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対歩兵戦は最強クラス。治療キットを持ち歩き自己を回復すだけでなく、有限だが周囲にも回復パックを配ることができる。威力十分なARやSMGといったどの射程においても強力な武器を持ち合わせます。瞬時に蘇生できる除細動器は回数制限が設けられたが、ほぼノータイムで蘇生できるので、前線で大活躍する。除細動器の回数制限は2回ごとにクールタイムが長くなる。

フラググレネードの携行数も多く、足も全兵科で最も早いです。ただし近年のBFとは違って、車両に対して攻撃する手段には乏しいです。グレネードランチャーくらいしかありません。

 

 

 

対戦車兵

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爆発物担当として登場。名前の通り、戦車だけでなくヘリや無人戦闘機などの全ての兵器に有効な手段を持つ。歩兵戦も一部ARやSMGやSGなどを持ち歩兵は近距離に特化している。爆発ダメージに強いため、戦車の砲撃も直撃しなければ耐える。

C4から携帯式SAM、地雷などの重い武器の所持数が多い代わりに武器の弾倉が少ない。他にも自軍の兵器の修理やスモークを巻いたり設置型の地対空ミサイルなどの味方の兵器面でのサポートもある。その反面、図体が大きいので的になりやすいのと、足音が大きいのが傷です。

ちなみに、対戦車兵が兵器に乗っていると、補給所に行かずとも銃弾の自動回復が行われるので兵器によく乗る人はオススメしたい。

 

 

 

工兵

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工作を仕掛けて、敵を撹乱する必須の兵科。電波障害の影響を受けない、敵にスポットされないなどの特徴を持ち、武器はSMGのみ。最大の強みはガジェットを用いた敵の索敵と殺害にある。

ガジェットではBF4であったEODボットも使えるが、地上走行もしくは空を飛ぶドローンで敵を自動的にスポットすることができる。AI任せではあるが、ドローンによる制圧射撃もできるし、地上走行ドローンも設定すれば任意で爆発させられる。ガジェットのカスタマイズが豊富で、ドローンに何を載せるか、何をさせるかによって兵科の色が大きく変わる。戦車や歩兵用の地雷を仕掛けることもでき、地上での汎用性に長ける。爆発物のダメージが大きいのと、炎に非常に弱いのが弱点。

 

 

 

 

援護兵

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LMG/MMGを持つことのできる唯一の兵科であり、他にもSGやSMGなども幅広く使える。他にも従来通り、弾薬をばらまくことが出来る。爆発物ではC4を設置して壁を破壊して新ルートを切り開いたり、戦車に貼り付けたりでも出来る。設置型の対空砲をどこでも作れるようになったので、空へ迎撃もできてしまう。C4ガン待ち事件が起こらないようにC4の爆発範囲が狭められているだけでなく、同時に置けるのは一つまでだ。

BFVと同じく土のうを積み上げたりするだけでなく、鉄のシールドなども設置できるようになったので防衛する時などに役立つ。敵の制圧効果を受けやすい上に、蘇生を受けるときに最も時間を要する兵科であるが、最も癖のない兵科である。

ガジェットも回復できる弾薬箱だがBFBC3では置ける回数に制限がかかっている。

 

 

 

狙撃兵

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SRを使える唯一の兵科であり、無線ビーコンを通じて、全ての狙撃兵からリスポンが可能な兵科。従来通り、高所からの索敵や遠方のスナイパーを発見することが出来る他、高威力な一撃必殺のレールガンなども今作では扱える。フレアガンによるスポットから手動スポットも出来る。

足音をよく聞くことが出来て、足跡をみることが出来る兵科で、腕に自信がある人が使うと強い。クレイモアなどの対人地雷を置いて侵入経路を防ぐだけでなく、ガジェットの特殊レーダーで、対戦車を含めた一定エリア内の全ての地雷をスポットする能力も持つ。影の支援者とも言える狙撃兵だが、一方でBFV同様レンズはとても光るし、弾倉は少なめ。

 

 

 

 

通信衛生兵

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看護兵を現代戦向けにリメイクした兵科。支援することを目的とされた兵科なので、リコイルが他の兵科よりもかかりやすい。SGやSMGを扱う。回数制限なく医療キットを投げることができ、体力100%で蘇生を常に行える。V1ロケットなどは分隊長のみが要請できるが、救援物資やスモーク弾の投下、ビークルの要請が行える。

ジャミングや電子パルスの影響も受けず、スポットもすぐに外れる。ガジェットではジップラインを引いたり、ロケットの着弾地点を味方に知らせたりできる。

 

 

 

 

マップ

 

EAST CHAOS

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BF3を思い出す荒廃した中東の都市部

マップ全体が市街地戦となっており、高所を取れる高いビルは全て倒壊させることが可能。室内戦とともに、狭い路地での歩兵戦が楽しめる。地下鉄なども張り巡らされているので、様々なルートで拠点に侵攻できる。兵器では、水辺はないので、戦車とヘリが活躍する。マップ北部は小高い建物が立ち並ぶ住宅区、南部は商業施設を中心とした大通りの多い地域となっている。

兵器が移動する場所と、歩兵でないと入れない場所がある。Grand Bazaarを巨大化したかのような都市。

 

 

 

STORM

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歩兵戦の楽しめる鬱蒼とした森林と開けた平原が広がる

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開けた南西部では兵器が活躍する

中央にはアルゴンのような狭い森林地帯、南東部には開けたBF4のZavod 311のようなひらけた工場地帯もある。マップの斜めに川が伸びており、ボートで移動できる。北西地帯は平原と森林地帯が広がり、古民家などもある。

非常に開けているように見えるが、地形が複雑なので高低差のあるステージになっている。木々を倒すことで、敵の視界を防いだり、逆に開けたりしてしまう。川辺にかかった橋も破壊することが可能。

 

 

 

 

WHIRLING TIDES

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Noshahr CanalsとLost Islandsを足して2で割ったような海戦マップ

 明け方の貿易船が停泊する港と、岩でできた細かな島や白い砂浜の観光地用の島が近くに点在するマップ。マップは直線型の作りになっており、港は中央に作られている。各陣営は自軍の母艦から出撃して、空や海からの交戦を仕掛けることが可能。

天気が荒れたり、時間が夜から朝、朝から昼へと変わっていく。嵐が来ると、航空機や船が満足して使えなくなるほか、拠点自体が動いてしまう場所もある。

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空母の中は`bf4のロッカーのように入り組んでいるため、激しい歩兵戦が予想される。また、海上はいくつもの破壊された船と、ごつごつとした岩に囲まれているため、遮蔽物を上手に利用すれば裏どりも苦ではない。

 

 

 

 

DEMENT

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南米の市街地が舞台

 ありとあらゆる建物に入ることができる複雑な地形のマップ。マップ自体が山岳部に囲まれており、盆地のような設計になっている。地下には巨大な水道施設が備えられている他、山岳部は巨大なパレスが建ち並んでいる。全4マップで一番狭いので、接敵回数は最多だろう。戦車は登場せず、歩兵と空軍による制圧が必至だ。

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室内戦であることが多い

 あらかじめ市街地自体も半壊しているのもあって、R6Sのように、好きに壁を壊して侵入経路を確保できる。今までとは違った裏どりや攻略が楽しめるだろう。

 

 

 

 

脅威となる数々の兵器

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今作でもBFの伝統である地空海のビークルが登場

BFでよく問題になる。兵器を強くしすぎた兵器ゲー(BF4)か、歩兵戦を意識しすぎて、兵器を弱体化させるドンパチゲー(BFV)にするべきかの問題だ。

 

今作では、今までと兵器の仕様が大きく変わる。初回で出撃できるビーグルは非常に少なく、試合中もBF1のエリート兵の様にマップ上にあるフラグを回収すると、自軍の戦車や戦闘機が補充されるシステムを取っている。

それか通信衛星兵や分隊長の指令で、特殊ビーグルを召喚することくらいしか、ビーグルが登場しない。

 

歩兵戦を意識しつつも、空や地上の兵器は今まで以上の脅威である。機動力や攻撃力含めて過去作よりも現実に基づいたものになる。自軍の兵器を今まで以上に大切にしなければ、格好の的になってしまうかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まったく新しくなったFROSTBITE ENGINE4

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表現力はそのままに、開発をより快適に

現在扱われているFROSTBITE3はBF4からDICEが使っているエンジンで、最近ではFIFAやアンセムに使われたりと、そのグラフィック表現の美しさからEA内でも評判が良いエンジンだ。しかし、このエンジンは非常に癖が強くバグが多いのも否めない事実である。

事実、アンセムが初動でバグだらけだったのも、BF4での弾抜けが多かったのも、全部コイツのせいである。フロストバイトエンジン4ではそのようなことがないようにしてほしい。表現力はフロストバイト3の美しさを備えつつも、今まで以上に開発がしやすく円滑にマップや人物を生成できれば、割けるリソースも広がるし、今まで以上に良い仕上がりとなること間違いなしだ。

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人物にに関するグラフィックとフィジックも改善が欲しい

BFVでは今まで以上に破壊表現を頑張っていたと思うが、破壊できる箇所がふえているだけで、物理演算の面では旧世代の匂いがしてしまう。次世代エンジンでは物理演算も含めてしっかりとした破壊表現及び、銃撃戦でのフィジックの改善を所望する。

 

 

 

 

 

さてさてどうなるBFBC3

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かつて一世を風靡したBFが落ちぶれていく

もともとBFはかなりコアなゲームであった。BF3を筆頭に、同時期のCODの不調もあって勢いを増していったのだ。しかし二大FPS自体が、一時期のような勢いを失っているのは確かだし、BFはその中でも完全に空気と化している。

それもこれもすべて「みんなが遊びたいもの」ではなくて「自分たちが作りたいもの」を作ってきた末路だと思っている。そしておそらく開発スタッフも大きく変わっていることだろう。彼らは間違いなく時代の開発スピードに追い付いていない。EAは質より量を選びがちだが、そのような開発が間違っていることもapexのように丁寧に作られたタイトルが流行っていることから考えるに自明のことだろう。

この後の梶切は非常に重要だし、EAそのものが下火になりかけている今、バトルフィールドというビッグタイトルの行く末が危ぶまれる。EAJAPANを解散させたのは、その小さな一歩なのかもしれない。

 

正直に言うと今の勢いが続くとシリーズ自体が打ち切りになりかねない。EAも大量のお金をBFに投じることにメリットを感じなくなってしまうからだ。

ここいらでBF3のリマスターとか出てきそうだが、いかがだろう…

 

 

ポケットモンスター最新作「ソード・シールド」が発表。気になる新要素や期待の声をまとめた。

ポケモンダイレクトが先日の夜23時に行われ、スイッチ向けにシリーズ完全新作となる「ポケットモンスター ソード・シールド」が今年の冬に発売されることが発表されました。

 

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3年ぶりとなるシリーズ完全新作

 

 

 

御三家が公開!! 最初から直立する兎に高評価の声

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全体的に丸い御三家

例によって例のごとく、タイトルと概要発表そして、御三家が公開されました。

注目すべきはやはり二足歩行のうさぎポケモン ですね。

炎タイプの御三家は最終的に二足歩行することが多いのですが、ネコやブタのデザインの時は四足歩行で第一形態を留めていたのですが、今回は最初から二足歩行です!!

 

これは例によって例のごとく、格闘タイプが最終的に混ざる匂いがしますね…

 

あと叩くわけではないですが、個人的にはもう少し角ばった御三家が欲しかったです。丸いタイプはポッチャマが最高峰なんで…おっと誰か来たようだ…

 

 

舞台は大英帝国風のガラル地方

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ハードがスイッチになった事で表現力が向上!!

今作は人とポケモンが産業を織り成す地域と言われており、街の雰囲気を見ても、ロンドンの産業革命期のような歯車やレンガの建物が立ち並ぶ様子が見えました。

3DSからスイッチにハードが変わった事で、携帯機と据え置き機のハイブリッドなポケモンが楽しめそうですね。ちなみに、据え置きとしてはシリーズ初になる正式タイトルです。

 

ダイレクト内では、「据え置きと携帯の良い部分を活かしながら、新しいことに挑戦していきたい」と述べられており、単純なグラフィックやロードの速さだけではなさそう。オンラインについては消極的で、PvPや交換などはできるがオンライン対戦などは最低限になりそうだ。個人的には完全なロード画面の廃止(暗転なく進んでく)と天候変化は入れて欲しいです。

 

ポケモンの世界観らしい柔らかなタッチのグラフィックスで、3DSのサンムーンとさして変わらない印象を受けました。もう少し、ピクサー映画風に作り込んでも良い気がしますが、Let's Go ピカチューとイーブイで使われたアセットを流用するためだと思っている。

 

 

 

 

新要素はアーマー⁉︎ 新たな伝説のポケモンまで

ポケモンは完全新作(御三家が変わる度)に持ち物、性格、特性、物理特殊の細分化、メガ進化、Z技と新要素追加の流れは来ている。

 

今作でもその例に紛れず新要素が用意されてくるはずだ。海外のソードシールドをリークした掲示板の人物によると

 

アーマー進化

 

というのがどうやらあるらしい…!?

信ぴょう性は定かではないが、ソードシールドに見合った設定とも言える。あくまで推測の域を出ないが、アーマーを変化させることで、攻撃力特化型や防御力特化型に変更ができて、バトルに新しい戦略性が生まれそうだ。矛盾をテーマにした今作にもピッタリな新要素と言える。

 

しかし、メガ進化との兼ね合いが難しい。もしもリザードンやミューツーなどの人気ポケモンにアーマー進化が来たら、メガ進化は廃止されてしまうんだろうか? まだまだリーク情報には詰めが甘いと見える。

 

また、この人物は伝説のポケモンが鉄の蛇と木製の馬とも書いており、ロゴの上の部分にある狼のような顔とは違うことに少し驚いてしまう。今作は最強のポケットモンスターをテーマに作られており、最強というのはゲームとしてというよりは「伝説のポケモン」のことだと思う。

最強の盾と矛の話を、皆さんも聞いたことはあるだろう。今作はそんな最強の2体がぶつかり合う事で、また大きな事件に主人公は巻き込まれていくのだろう。

 

 

 

 

 

 

折角の正式続編、とんでもない進化を見たい

私は結構ポケモンというコンテンツに進化を求めてしまう。ドット絵が良かった!! とかデザインがマンネリ化だ‼︎ とかはあんまり思っていない。

でも、折角の3DS卒業なんだし、もっとビックリするような進化が欲しいのだ。ゲームボーイの時だって、世界に色がついてどれだけ嬉しかっただろう…

DSで開かれた世界相手へのオンライン対戦。3DSではCGになった事で、いろいろな角度からポケモンを眺められるようになった。

 

もう正直150体も完全新規でポケモンを追加するのは難しいことは分かる。しかし、追加しきれないならば他で大きく勝負して欲しいのだ。ゲームフリークスさんのことなので心配ご無用だとは思うが、大きく躍進したポケモンをこの手で触って遊びたい。

私の予想と希望に過ぎないが、ポケモンGOを活用したレッツゴーの要素は混ぜても良いと思う。あと、いい加減NPCにボイスをつけても良いと思うし、先頭のエフェクトをバトレボのようにド派手になることを望む。

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これくらいフカフカの草むらを駆け回りたい

 

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